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歌舞伎初体験 五感のフル活用

小菅 哲郎

更新日:2017/02/19 22:05

観梅シーズン到来となり寒い冬もようやく終盤を迎えています。

 

今冬はわたしにとって音楽にどっぷりと浸かって過ごす日々。

 

2年ほど前から長らくストップしていたバンド活動を再開し、聴くだけでなく演奏する方でも再びワクワクした”ミュージックライフ”を過ごしている今日この頃。

 

ひとりの時間は音楽を聴くか、ギターの練習をするか、読書するか、ほぼこの3つですが、寒い日には家で黙々とギターを弾き、ときに白昼夢をみて過ごすのが日課になっています(笑

 

そのうちにそんな音楽趣味についても書こうと思いますが、その前に今日は歌舞伎鑑賞についての雑感を・・・

 

 

本日、初めて歌舞伎を観に行きました。

 

妻と二人で贅沢な息抜きです(笑

 

Kabukiza

 

 

 

 

 

 

 

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以前からいつか観に行きたいと思っていた歌舞伎。

 

とあるセミナーを通じて知り合った、歌舞伎の大向う(おおむこう)をされている堀越一寿さんに席をご用意いただき、初めての演劇鑑賞となりました。

 

ちなみに、大向う(おおむこう)とは・・・

 

「歌舞伎では演技の途中に客席から「中村屋!」「成田屋!」「待ってました!」などの掛け声がかかりますが、その掛け声や、声を掛ける人を「大向う(おおむこう)」と呼びます。」

 

「劇場に通うこと年間100日以上。これまでに2000回以上、歌舞伎の舞台を見てきた」という堀越さんは言ってみれば歌舞伎鑑賞のプロ。

 

詳しくは↓をご参照ください。

 

こちらをクリック ⇒ 歌舞伎ガイド 堀越 一寿

こちらをクリック ⇒ 大向うの堀越さん

こんな本も書かれています ⇒ 『歌舞伎四〇〇年の言葉』(芸術新聞社)

 

 

さて、以前から観たかったとはいえ、歌舞伎に関しての予備知識はほとんどなし。

 

これまでは、やはり観るにはそれなりに歌舞伎の歴史や物語、鑑賞の仕方等について学んで知識をインプットしておかなければ・・・と自ら勝手に敷居を上げてしまっていたのですが、昨年に堀越さんにお会いした際に初心者でも歌舞伎を楽しむことができるコツをお伺いし、少々気楽に申し込むことができました。

 

 

堀越さんは初めて歌舞伎を鑑賞する方向けのガイドもされていて、公演前にお話し会を開催しておられるとのこと。

 

ということで予備知識の方は堀越さんに委ねることとし、本日の公演前の茶話会へ参加させていただきました。

 

 

初心者が歌舞伎を楽しむコツとしては、

 

「全てを言葉から受け取ろうとしないこと」

 

「理解しようとしないこと」

 

「わかる」より「感じる」

 

これが一番のコツ。

 

なぜなら、歌舞伎は身体言語でもあり、舞台芸術は感性でとらえるものでもあるからとのこと。

 

 

あとは「ネタバレ」・・・

 

ん・・・!?

 

演劇ですので、なんとなく事前に中身を詳しく知っていたら楽しめないのでは?なんて素人考えをしていましたが、楽しみ方は「音楽ライブに近い」とのこと。

 

普通、音楽ライブに行くとしたらそのアーティストやバンドの曲を事前に知っているか、予習する方が多いでしょう。

 

知っているからこそ(好きだからこそ)楽しめるというのは、これまで音楽ライブに数多く足を運んできたわたし自身がよくわかっていたこと。

 

歌舞伎もそれと同じだというのです。

 

事前に物語のあらすじを知っておくことによって、物語をより深く味わえるようになるというお話しでした。

 

それによって、「役者さんの演じ方、表情や声、衣装の美しさ、長唄や清元などの音楽、効果音など、隅々まで感じられる」ようになり、何も知らないと「物語の筋を追いかけるだけで精一杯」なんてことになりかねず、それではもったいないとのこと。

 

 

公演前の堀越さんのガイドであらためて鑑賞のポイントをおさらいし、本日の演目のあらすじをとてもわかり易く仕込んでいただき(笑)、楽しみ方を知ったところで本番です。

 

 

今月は猿若祭二月大歌舞伎

 

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昼の部の方に参加しました。

 

演目は、

 

・猿若江戸の初櫓(さるわかえどのはつやぐら)

・大商蛭子島(おおあきないひるがこじま)

・四千両小判梅葉(しせんりょうこばんのうめのは)

・扇獅子(おうぎじし)

 

の4本。

 

それぞれの見所をお聞きした中で、注目は47年振りの演となる「大商蛭子島」とのこと。

 

平家によって幽閉されていた伊豆での源頼朝の“好色”ぶりを現代風(→天明期の江戸時代風)に少々パロディチックに描きつつ、平家追討に向けて頼朝が旗揚げするまでのお話しです。

 

この大商蛭子島にしろ、四千両小判梅葉(幕府の金蔵から四千両を盗んだ盗人2人が処罰されるまでのお話しですが当時の牢獄内の様子を赤裸々に?描き出しているところがミソ)にしろ、ストーリー自体はシンプルなのですが、劇中での話の展開は急であり、かなりはしょっているのでもし事前にあらすじを知らなかったら・・・

 

おそらく途中で何を観ているのかわからなくなり、眠りについていたことでしょう(笑

 

ネタバレのおかげでゆとりをもって鑑賞に入ることができ、(約4時間の長丁場でしたが)役者さんたちの一挙手一投足に集中することができました。

 

 

五感をフル活用したからでしょうか、観終わった後はかなり疲れました・・・が、とても心地良い疲れでした。

 

特に初っ端の「猿若江戸の初櫓」

 

猿若、出雲の阿国をそれぞれ演じた中村勘九郎・七之助兄弟による踊りにはいきなり目が釘付けになりました。

 

色鮮やかな衣装、繊細かつ艶やかな出雲の阿国の踊り(七之助はかなり色っぽい!)、力強く男らしい猿若の踊り・・・

 

完全に引き込まれ、自意識に戻ったときには演が終わり・・・

 

それほど集中しきっていたようです。

 

 

女形(女性)と立役(男性)の動きの特徴、衣装が変わるときの意味、舞台の背景などなど、ストーリー以外でも楽しむためのポイントを教えていただいていたので、そういう視点からも楽しむことができました。

 

また、前出の堀越さんを含めた大向うの方々の掛け声がとてもいい味を出しており、タイミングよく入ることで盛り上がりどころがわかるし、気分が高揚します。

 

音楽ライブではわたしも掛け声をすることがありますが、それはいい演奏にうなったときなどに思わず出てしまうものであり、それと同じような感じでしょうか(苦笑

 

 

と、まあこんな稚拙な感想しか書けませんが、とにかく実際に体感できたこと、楽しめたことが何よりでした。

 

 

自宅への帰り路でちょうど思い出していたのですが、前述の歌舞伎鑑賞のポイントは、世界で活躍されている指揮者の村中大祐さんがクラシック音楽への入り口としてアドバイスされていたことと相通じるものがありました。

 

多くの人が「クラシック音楽」というものを理解しようと思って失敗するというお話しの中で、

 

・最初の一歩は「知識ではなく、感じてみよ。」

・「感じるちから」を養うことが全て。

・自分の感性を信じ、まずは身体で感じてみること。

 

村中大祐「指揮者の通信講座」より)

 

これまたとある方を介して知り合いになることができた村中大祐さんのコンサートには何度か足を運ばせていただきましたが、同じ音楽でもわたしにとってはクラシックは敷居高きものという感覚。

 

そんなクラシックを気楽に「感じる」場と音楽として楽しませてくれたのが村中大祐さんでした。

 

 

歌舞伎も同じでした。

 

自然体で「感じてみる」こと、理屈抜きに「楽しむ」ことができればいいのだと思って”ライブ”に入ったことですごく集中力が働いたようです。

 

歌舞伎への関心がさらに高まり、わたしの中の“知りたい欲求”がニョキニョキと生じてきました(笑

 

堀越さんには歌舞伎の家系についても少々お話しいただいたことで、この辺についてももっと知りたくなりました・・・単なる好奇心ですね。

 

とはいえ、歌舞伎鑑賞を究めたいというわけではありませんし、ちょっと観た程度で歌舞伎について語る気もありません。

 

己の感性を刺激できる演芸として、あくまで楽しむことを目的にまた観に行きたいと思います。

 

今日楽しむことができたのは、堀越さんのおかげです。

 

この場を借りてあらためて御礼申し上げます。

 

 

最後に、歌舞伎座は松本深圧院ル・サロン銀座からも歩いて10分ほどのところにあります。

 

当院へご来院いただいたついでに歌舞伎鑑賞はいかがでしょうか?(笑

 

銀座をさらに満喫できますよ!

 

 

今年は(観る方も演る方も)芸を楽しむ一年になりそうです。

 

 

2017年2月19日

 

歌舞伎座名物の紅白おもち入りパリパリたい焼きをお土産として購入(休憩時間中に予約購入し、終了後に受け取ってお持ち帰り可能)。帰宅後に家族で美味しくいただきました。

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