深圧 SHIN-ATSU 松本深圧院グループ 私達は深圧という特殊技術により、お客様それぞれにあったQOL(Quality of Life)の実現に貢献します

臼蓋

臼蓋(きゅうがい)と読みます。
意外と“はくがい”と読んでいる方が多いので、今回触れてみました。
臼とは、餅をつく時にもち米を入れる“うす”と言う意味ですね。
子供の頃、和歌山の生家では餅をついていましたので、私はよく見たことがありますが、“うす”と言ってもイメージが沸かない方もいるのでしょうか??

臼蓋は、正式には寛骨臼蓋といい、骨盤の一部である寛骨(かんこつ)にある股関節を形成する凹みのほうです。
股関節を形成する凸部は大腿骨頭(だいたいこっとう)という大腿骨の一部ですね。

この臼蓋が生まれたときから発育が不十分な状態を臼蓋形成不全症と言います。
いわゆる“屋根が浅い”状態のことです。
この屋根は、ある時から徐々に浅くなるのではなく、生まれたときから浅いのです。
しかし、症状が出るのは子供のときよりも大人になってからの方が多いですね、不思議ですね。
屋根が浅いだけが原因であれば、もっと若い時期に多くの方が変形性股関節症になってもいいはずなのに・・・?
長年の股関節周囲筋の蓄積疲労も変形性股関節症の原因なんでしょうね。
特に股関節痛の。

屋根の浅さを示す指標にCE角(central-edge angle)と言うのがありますので皆さん名前だけでも覚えておいてください。
少し難しい話になりますが、CE角とは大腿骨頭中心と臼蓋外上縁を結ぶ線と、垂直線のなす角度をいいます。
正常値は成人で30°以上で、25°以下を臼蓋形成不全症と言います。
臼蓋形成不全症と言っても、個人差が大きいので、CE角が程度を表す指標のひとつになります。

CE角が少ないと症状は出やすいかもしれませんが、CE角と症状は比例しませんので、CE角だけを気にすることはないとおもいますが、自分のCE角がわからない方は、先生がレントゲン写真を見ている時に「先生、私のCE角は何度ですか? 」ときいてみてさいね。

臼蓋(きゅうがい)、覚えていただきましたか?

変形性股関節症を怖がらないでね