深圧 SHIN-ATSU 松本深圧院グループ 私達は深圧という特殊技術により、お客様それぞれにあったQOL(Quality of Life)の実現に貢献します

心身症のお話

今日は日曜ですが、珍しく予約が集中して出勤。
東京メトロ丸の内線に乗っていると、車掌のごとくいろいろと説明をしている青年が乗っていました。
楽しそうに大きな声でいろいろしゃべっていました。まわりは迷惑そうだったけど・・。
いろいろな人がいるもんですが、とにかく楽しそうだったなぁ・・・。
心身症なんて無いんだろうな・・・あの青年。


心の病が体の症状として現れる状態を心身症と呼びます。
日本は心身症に関する考え方が進んだ国ですが、治療現場では心身症の認識と言う面で遅れている国だと思います。

皆さん、だまされたと思って一度ここを見て下さい。
そこには心身症の病名リストがいっぱい載っています。
私が持っているリストには180の病名が挙げられています。しかし、最後には『・・・など』と書かれていますので、まだまだあるのかもしれません。
心が原因の心身症であって、表には身体の症状しか出ていない場合、身体のみの治療を考えられるでしょう。
それである程度良くなるかもしれませんが、原因が心ですから完治はできませんね。
心身症には筋痛や関節痛も挙げられています。
ですから皆さんには、余計な不安や恐怖、怒りを持っていただきたくないのです。

昨日、変形性股関節症患者さんの紹介で1人の患者さんがみえました。
症状はストレスのように感じました。脳や脊髄をはじめとする神経系の検査をしましたが、大きな異常はありませんでした。
私は施術中に背中を触った瞬間「長い間大変でしたね。つらかったでしょう。よく頑張ってこられましたね。」と言っていました。少し涙も出ました。
その患者さんの背中の筋肉の硬さがあまりのも異常だったのです。
肩から背中には心の状態が出ます(理由は次回説明します)。
そして、その異常は無意識に徐々に内臓や血管に悪影響を及ぼしていきます。
それが身体の症状として異常をきたしていくのです。
その患者さんの訴えは「トランポリンの上を歩いている感じがするんです。」でした。
症状としては複雑な症状です。
背中の硬さは自律神経の異常を物語っています。
私は施術後「交感神経の異常な過敏が考えられます。長い間ストレスがあったんですね。
背中がほぐれると自律神経の働きは正常に近づくでしょう。その時に現在の訴えも改善されると思います。」と答えました。
患者さんは泣きながら、現在までのつらかったことを話してくれました。
やっとわかってもらえたと話してくれました。

「トランポリンの上を・・・・」という症状がまったく無くなるかどうかはわかりませんが、身体に異常があったことは事実です。そして、身体に異常をきたす心の原因があったことも事実でした。
患者さんには、「背中がほぐれた後が楽しみですね」と説明して終わりましたが、今後は心も一緒にほぐしていく予定です。
繰り返しになりますが、現代の日本は変形性股関節症患者さんに余計な不安や恐怖心が植え付けられやすい医療環境です。
そんな中でも、自分の心をうまくコントロールしていただきたいんです。

その為にこのブログが少しでもお役に立てればと思います。

変形性股関節症を怖がらないでね