深圧 SHIN-ATSU 松本深圧院グループ 私達は深圧という特殊技術により、お客様それぞれにあったQOL(Quality of Life)の実現に貢献します

脚長差とは・・・?

パソコンに向かう時間がなく、チョコッとサボってしまった・・・。
今回は“脚長差”についての勉強です。
皆さんの中には、左右の脚の長さが異なる方が多いと思います。
左右の脚の長さの差を脚長差(きゃくちょうさ)と言います。
ちなみに、私は両脚が長いです!・・・速水もこみちの様だと言われて・・いません。

最近、患者さんから聞いた話ですが、その患者さんが通っているプールに片脚だけ人工関節に手術をした方がいるそうです。
その方は「手術したら、片足が長くなったしまったんですよね・・・。」と言っているそうです。
日本でも有名な主治医の先生がいて、その先生が手術してくれると思っていたら、違う先生が手術をしたようです。
「その先生に手術されたから、左右の脚の長さが違ったのよ・・・」みたいな感じで話していたようです。

実は、誰が手術しようがそのような結果は当然な結果だと思います。
担当の先生が手術前に十分なインフォームドコンセントを行っていないことが原因ですね。
十分なインフォームドコンセントができていれば、患者さんが前述のような気持ちにならなくても済んだことは間違いありません。

ということは、もしかすると同じようなことで怒りや不満を抱えている方がいるのではないでしょうか?

皆さん、以下のことを覚えてください。




脚長差について


①“脚が短くなる”とは骨の長さが短くなることです。
②骨が“変形”すると、骨が短くなります。
③人工関節の手術をすると骨が長くなります(変形によって短くなっていた骨が元に戻るだけなんですけど・・)
④自骨の手術をすると、骨が短くなることがあります。


以上の様な理由で脚長差は出るのです。

片足が悪い方の場合は、片足だけが短くなります。
短くなっている方を人工関節にすると、その脚の長さは伸びて、両方の脚の長さは揃います。

両方の足が悪く両方の股関節に変形があると、両方の脚が短くなった状態で脚の長さに左右差が無くなっていることがあります。
このような状態の方が、片方を人工関節にすると片方だけが長くなるのです。
先に紹介した患者さんの場合、まさにこのような経過で当然な結果として脚長差が出たと思います。


脚長差は、自分の努力だけでは直りませんが、“見せかけの脚長差”というのもありますので、だまされないようにすることが前提となります。
“見せかけの脚長差”とは、実際には脚の長さは等しいのに、骨盤がゆがんでいる為に片脚が短く見える状態を言います。
骨盤の高さに差が無いかどうかを調べることも重要ですね。
骨盤矯正については、別の機会に説明しましょう。簡単です。

脚長差がある場合は、短い方の靴を工夫して、できるだけ左右の脚長差をなくしたほうが良いです。
短い方の靴を工夫するとは、踵を高くするとか、靴に厚い中敷を入れることです。
きっちり長さをそろえると、かえって歩きづらいこともありますので、歩きやすいことが原則になります。
また、3cmの脚長差がある場合、いきなり靴の高さを3cm高くするのではなく、1cm高くして2~3ヶ月慣らしてから、さらに1cm高くして2~3ヶ月慣らして・・・・
と言う方法が良いと思います。

脚長差があると、脚のアンバランスのために長いほうの脚に痛みが出たり、腰や肩に痛みが出やすくなります。
逆に、長期間脚長差があった状態で、いきなり脚長差をなくすとかえって痛みが出ることもあるのです。(人工関節手術後の後遺症など)
脚長差をなくした時の痛みは、“良い痛み”と考えることもできるのですが、いきなり痛みが出るとつらいですからね。
徐々に慣らすことも重要ですよね。

“脚長差”という言葉を理解しましょう。


変形性股関節症を怖がらないでね