深圧 SHIN-ATSU 松本深圧院グループ 私達は深圧という特殊技術により、お客様それぞれにあったQOL(Quality of Life)の実現に貢献します

膝と腰の痛み ④

股関節と腰痛との関係について説明します。

腰痛と言っても、これまたいろいろなんです。



腰痛ベスト3

①背中から腰の背骨の両側が痛む。
②腰の下の方で横腹に近いほうが痛む。
③お尻の少し上、仙骨の上が痛む。


背中から腰の背骨の両側が痛む。
ほとんどの腰痛はこの痛みです。
もちろん股関節が正常な方でも、これまたこの腰痛は何百人といるでしょうね。

腰痛の原因は様々ですが、股関節患者さんに起きやすい腰痛について説明しましょう。

■大殿筋の疲労
背骨の両側にある筋肉を、脊柱起立筋(せきちゅうきりつきん)といいます。
一般的には1本の筋肉のように言われていますが、実は3本の筋肉からできています。
この筋肉は、背すじを伸ばすという働きがあります。
実は人体には、背すじを伸ばす筋肉が他にもあります。
それは大殿筋です。
大殿筋はお尻のふくらみを作る筋肉で、股関節を守ってくれている(股関節にかかる衝撃を吸収している)筋肉です。
股関節の形状が正常と異なる場合、股関節を守るために股関節周囲の筋肉は、正常の方以上に働かないといけません。
そんなわけで大殿筋も疲れるのです。
大殿筋が疲れると背すじを伸ばす力が低下し、身体が前に倒れてきます。
しかし、人間は背すじを伸ばして歩く動物ですので、脊柱起立筋がかなり頑張って背すじを伸ばすようになります。
その結果、脊柱起立筋が疲れ果て腰痛となるのです。

■腸腰筋の短縮
腸腰筋の両端の一方は、股関節の内側の下で、もう一方は腰の奥、つまり前から見ると内臓の奥になります。
腸腰筋が疲れて縮むと、腰の骨が前に引っ張られます。腸腰筋が引っ張られっぱなしになると、徐々に腰痛が出てくるのです。
腸腰筋が腰の裏にくっついているからです。
腰の“腱鞘炎”と考えるとわかりやすいかもしれませんね。

■不安と恐怖心
変形性股関節症に対する不安や恐怖心は自律神経の交感神経を興奮させます。
交感神経は脊柱起立筋の奥に、脊柱起立筋と平行して存在します。
交感神経の過剰な興奮は血管を縮め循環障害を起こします。
また交感神経と脊柱起立筋の位置関係から、腰や背中の筋肉がこりやすくなるのです。
ニューヨーク大学医学部のサーノ博士は、心の抑圧された怒りを取り除くことによって、90%を超える腰痛が取れると報告しているほどです。

このように考えると、股関節周囲筋の疲れすぎを予防すること、心の疲れすぎを予防することは、股関節痛だけではなく腰痛の予防につながるということがわかりますね。
背骨の両側が痛む場合、施術の先生にかかる時は『先生、脊柱起立筋だけではなく、大殿筋と腸腰筋、そして、心もほぐしてね、うぷぷ~。』と言ってください。
最後の“うぷぷ~”が意外と重要です!・・・かも。
膝関節の傷みも同様なんですけどね


変形性股関節症を怖がらないでね