深圧 SHIN-ATSU 松本深圧院グループ 私達は深圧という特殊技術により、お客様それぞれにあったQOL(Quality of Life)の実現に貢献します

“立ち上がる”について考えてみた ①

「しっかりおじぎをして、脚に体重をかけてから立ち上がってください。」
この言葉は、理学療法士が立ち上がり訓練時に患者さんにかける言葉です。
この言葉の意味は、立ち上がる時にはおじぎをすることによって前方へ重心移動すると立ち上がりやすいですよ・・・ということです。
何?何?、ナヌ?ナヌ?・・・“おじぎ”??・・・股関節の曲がりが要求される動作ですね。
つまり、股関節の屈曲角度が悪い人は立ち上がりにくいのです。
ですから、前回の椅子の高さを考えないといけなくなってくるのです。

40cmという高さが普通の椅子の高さです。
これが50cmになると実に楽に立ち上がれます。
50cmの椅子は、座っているのも楽だし、立ち上がるのも楽にできるのです。
この場合の“楽”は、皆さんにとって重要な“楽”だと思います。

実は、トイレの便器の便座も高くする方法はあります。
調べてみてください。
専用の自助具(生活の中で、自分を助けてくれる道具)もあると思います。

皆さんが考えなければならないことの一つに、自助具を使うと言う考え方があります。
基本的な考え方はこうです・・・



自助具を考える時

①まずは、自分の身体の機能や能力を改善することを考えます。
②自分の身体の機能や能力が改善するように努力をします。
③自分の体の機能や能力の改善に限界を感じた時は、周りの環境を変えることを考えます。
④基本的に安全であることが前提です。

 ③の時に考えるのが自助具です。
 杖や手すりなども広い意味では自助具ですね。

例えば、箸をもてない人用の箸とか、爪を切れない人用の爪きりとか、靴下を履けない人用の道具とか・・・いろいろあります。
ベッド上安静で、動きがとれない時のマジックハンドとか・・・・経験ある人も多いと思います。

自助具は、既製品がありますが、既製品を買うだけが良い訳ではありませんし、既製品も実際に使ってみないとなかなかうまく使いこなせないものです。
結構自分でいろいろ工夫をして生活を楽にしている人もいます。
そういう工夫については、皆さんの方が詳しいと思いますので、ぜひ良い工夫があればコメントしてください。
私だけではなく、このブログを読んでいる方々の参考となることでしょう。

本題に戻りますが、高さ調整のできる椅子(一種の自助具)は、皆さんにとってもご家族のとっても使いやすい椅子かもしれませんね。
楽に立ち上がるためにね。


変形性股関節症を怖がらないでね