深圧 SHIN-ATSU 松本深圧院グループ 私達は深圧という特殊技術により、お客様それぞれにあったQOL(Quality of Life)の実現に貢献します

骨折の痛み

骨折の痛みと股関節痛は別のものです。
その説明をしましょう。

皆さんは骨折の痛みの原因は何だとお考えですか?
骨が折れたのだから、骨の痛みだとお考えでしょう。
そう考えると、股関節の骨と骨が当たると痛そうですよね。

皆さんの爪や髪には神経はありませんよね。
「爪を切るたびに激痛がするのよね。」「命がけで髪を切ってきたわ。」と言う方は、私にメールくださいね。
骨にも神経が無いんです。
ではなぜ骨折をすると痛いのでしょうか?

骨の周りには骨膜と言う膜が取り囲んでおり、この膜には血管や神経が豊富です。
骨の栄養もこの膜から伸びた栄養血管からとる仕組みになっています。
骨折をすると痛いのは、骨折時にこの膜が傷つくからです。
骨折の痛みは骨膜の痛みなのです。

骨膜の痛みはめちゃめちゃ痛いです。
「歩き出しは調子いいけど、しばらく歩くと痛くなるんです。」なんてレベルの痛みではありません。

私は理学療法士として大学病院に勤務する前は、柔道整復師として整形外科病院に勤務し、患者さんの骨折を手術をしないで直すと言う仕事をしていました。
骨折を直すとき、患者さんはかなり痛がります。
ある女性の患者さんはお産より痛いと教えてくれました。

仮に股関節痛が骨折(変形)による痛みだとすれば激痛がおきるはずです。
一歩も歩けないくらい痛いはずです。歩くどころか、寝返りさえ出来ないはずです。顔色が青くなり、冷や汗と共に涙が出てきます。
骨膜の痛みはそれ程痛いものです。

人間の関節内には骨膜がありません!
これは重要な事実です。
股関節面が変形しようが、骨折しているように見えようが、そこのは骨膜がありませんので、痛みはありません。
爪と爪をこすり合わせると痛いですか?髪をくるくる巻くと痛いですか?

先日みえた男性の患者さんのレントゲン写真、私には大腿骨骨頭骨折のように見えました。
ところが患者さんは、「悪いほうの脚は全く痛くなく、反対の脚の方が痛いんです。」と言って悪いほうの足で立って軽く飛び跳ねて見せてくれました。
骨折なら、遠くから私のもとに来ることすら不可能なはずです。

股関節痛が骨折の痛みであると言う先生の説明は、いかにも的を射ている様に思えます。
しかし、痛みの原因を突き詰めていくと矛盾があるのです。



股関節痛が骨折の痛みであると言う説明の矛盾点

①骨膜が無い関節内がなぜ痛むのか?
②患者さんの痛みになぜ日による変化があるのか?
 ある日は骨膜に傷があり、ある日は骨膜の傷が治り、またある日は骨膜に傷が 出来るのですか?
 または、ある日は変形が強く、ある日は変形が直っているのですか?
③骨折なら1ヶ月も安静にしていれば治癒します。
 仮に骨折であるとするならば、他の骨折同様に入院させて絶対安静療法を行なえば問題は解決するのですか?
 なぜ患者さんに入院を勧めてギプス固定をしようとしないのですか?
④骨の変形が重度で、骨と骨が当たっているにもかかわらず股関節痛が無い人がいるのはなぜですか?


この説明をしてくれる先生がいたら私もそう信じたいと思うんですが・・・。

はっきり言いましょう、人間の関節には骨膜が無いし、骨にも軟骨にも神経はありません。神経の無いところに痛みは起こりません。 
一歩ゆずって、関節の外の骨膜まで骨折が及んでいる人もいると仮定しましょう。
その場合、歩け無いほどの激痛が出るのではないですか?


なぜ骨の変形が股関節痛の原因だと言えるのですか?


変形性股関節症を怖がらないでね