深圧 SHIN-ATSU 松本深圧院グループ 私達は深圧という特殊技術により、お客様それぞれにあったQOL(Quality of Life)の実現に貢献します

忘れ去られた触診

いつの頃からだろうか?
患者さんの体に触れて行う診察法の基本・・・触診が行われなくなったのは。

まず最初に患者さんに触らなくなったのは、聴診器の発明からだと言われています。

・・・なるほど。

次に、さらに患者さんに触らなくなったのは、レントゲンの普及かもしれない。
その後、CT、MRI・・・医学が発展するのはいいことですが、基本は基本。

触診を忘れないでほしいと思います。
触診は多くの情報を与えてくれます。

聴診器やレントゲンを使うことは、素晴らしい診察法ですがあくまでも診断のための1つの情報に過ぎません。

もちろん、触診も情報の1つにすぎません。

レントゲンやMRIではわからない異常を触診で見つけることは重要です。

1つ1つの情報が集合して、患者さんの本当の姿が見えてくるのだと思います。
本当の姿を見つけて、原因を絞り込む作業を診察と言います。


私が8年間御世話になった整形外科病院の院長先生は、触診の名人だったと思います。

レントゲンを左手に持ち、右手で患者さんの患部周辺を押しては触診していました。
そして、的確に原因を探し出し、その場で的確に治療をしていました。

私が在職中に、2度の重症ぎっくり腰になった時も、的確な触診で原因を絞り込み、1回の治療で完全に素晴らしい改善をもたらしてくれました。
次の日からまったく普通に仕事ができました。

レントゲンだけ見て『骨が神経を圧迫しているのが痛みの原因でしょうね、お大事に。』
とか『ヘルニアが神経を圧迫しているようですね、お大事に。』
・・・という想像による診察は行っていませんでした。

骨が神経を圧迫しているのであれば、神経症状を触診で確かめるでしょう。
痛い場所を触診で細かく確認するでしょう。

ヘルニアは、レントゲンには写りませんが、私の腰痛がひどいときに6人の先生から「腰痛はヘルニアが原因です。」との説明を受けたことがあります。
私には今でもヘルニアがあるのは事実ですが、今は全く痛みがありません。
以前も書きましたが、私の腰椎は5番目と仙骨の間の軟骨は全くありません。
子供の頃から徐々に悪くなったのではないかと7人目の先生に言われました。


私が以前世話になった院長先生なら、1回の診察と治療で痛みが取れたはずです。
しかし、院長先生はすでに現役を退いていましたので、結局痛みがとれるまでに7人の先生にかかりましたが、治療は薬だけで5年間もかかってしまいました。

私は、的確な触診が行える先生を尊敬します。
しかし、私自身の経験からも、まったく触診を行わないで診断を下す先生が増えています。


診察の基本の一つである触診。


忘れちゃ、いや~ん




変形性股関節症を怖がらないでね





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場所はクリエイトボディ名古屋です。
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