深圧 SHIN-ATSU 松本深圧院グループ 私達は深圧という特殊技術により、お客様それぞれにあったQOL(Quality of Life)の実現に貢献します

Type Ⅱ

筋肉には2種類の筋線維があります。
●Type Ⅰ(タイプ ワン)線維=遅筋=赤筋→太くなりにくく持久力のある線維。
●Type Ⅱ(タイプ ツー)線維=速筋=白筋→太くなりやすく瞬発力のある線維。
TypeⅠ線維とTypeⅡ線維の割合が一人ひとり違うことが個人差の原因のひとつでもあるんでしたよね。 
・・・こんな説明をしておきながら、今回の題目“Type Ⅱ”は、筋線維のことではありません。

子供の頃は股関節に問題は無く、40歳前後になって初めて症状が出る臼蓋形成不全症を原因とする変形性股関節症の方は多いですが、このタイプをTypeⅠとしましょう。
一方、同じ変形性股関節症ではあるが、明らかにTypeⅠの方々とは異なる経過をたどる方々がいます。

私はこのタイプの方々をTypeⅡと考えています。
2つのタイプは現状は似ているけど、過去の経過と今後の予測が全然違うんです。

【TypeⅡの方々の特徴】
1、先天性股関節脱臼の治療歴がある。
2、子供の頃から脚の長さが違った。
3、関節の動きは非常に良い。
4、レントゲン写真は正常の形と異なる(いわゆる変形がある)
5、運動能力が高い。(速く歩けるまたは走れるほど)
6、軟骨が比較的温存されている。
7、痛みが出て病院を受診すると手術を勧められる。

子供の頃から異常があった場合、経過が長いから状態が非常に悪くなっているだろうと考えるのは大間違い。
子供の頃に変形は既に落ち着いており、そのまま成長して子供の頃からレントゲン写真にも変化は無く、今後もそのままの形で経過していくであろうと予測できるのです。

最近、このようなタイプの方々が実に多いと感じています。
今現在のレントゲンだけを見ると変形はあるし、そのうえ痛みを訴えているのであるから・・・手術しかない・・・と判断されても仕方ないかもしれない。

しかし、子供の頃から骨と軟骨の形は変わっていない・・・しかし痛いという場合、その痛みの原因は骨や軟骨の変形以外にあると考えるのが常識でしょう。

私達は、患者さんの過去の歴史をしっかりと確認して経過を知らないと、患者さんの今後の予測が出来ない。

TypeⅡの方々は、筋肉を正常に戻してあげるだけで、能力の高い生活が出来る方が多いのです。
このようなグループの方々が多いということをしっかりと頭に置きたい。

さらに研究続くのであった・・・ヒトコブラクダダダダダダ・・・・。


変形性股関節症を怖がらないでね