深圧 SHIN-ATSU 松本深圧院グループ 私達は深圧という特殊技術により、お客様それぞれにあったQOL(Quality of Life)の実現に貢献します

大腿骨頭壊死について 3

ちょっと難しいけどイメージしてみて下さい。

あなたは、右手に直径3cmで長さ40cmのまっすぐな丸い棒を持っています。

この棒の上に直径5cmの地球儀をくっつけます。
地球儀の南極部に、アロンアルファをつけて、棒の上のくっつけるのです。

しっかりくっついたら、地球儀の南極の5cm下の棒を左に45度折り曲げてください。
この棒は自由に曲がる棒です。

最後に、左手で地球儀の上(北極からカナダ辺り)をおおいます。
地球儀に屋根をかけるように覆います。

どうですか?
イメージできましたか?


説明しましょう。

棒は大腿骨、地球儀が大腿骨頭、左手が骨盤の屋根にあたる寛骨臼蓋です。
棒(大腿骨)が45度左におり曲がる部分が大天使・・・いや大転子ですね。

次に、大腿骨頭壊死で、大腿骨頭への血液循環が完全に遮断されるとどうなるかを説明します。

先にイメージした股関節の構造で、地球儀を赤道部で北半球と南半球に切って分けます。
そして、北半球を取り除いて下さい。

つまり、45度左に折れ曲がった棒の先端に、南半球しかない地球がくっつき、その上を左手が覆っているイメージです。

これが完全な大腿骨頭壊死のイメージです。


熊本のK子さんと初めてお会いしたのはもう6年前でしょうか?
K子さんは100%大腿骨頭への循環が遮断されためずらしいケースです。

現在、大腿骨頭壊死の診断を受けている患者さんは20人ほどいらっしゃいますが、100%遮断された患者さんはK子さん一人でしょう。
ほとんどの方は“大腿骨骨頭壊死”の診断を受けていても、大腿骨頭は生きています。
つまり、大腿骨頭への血液循環は減少しているものの、十分保たれているということです。

K子さんは、最初ケンケンで歩いていました。
患側(かんそく:悪い方の脚)にほとんど体重がかけられていませんでした。
痛みは、すでにほとんどなく、大腿骨頭壊死による炎症は落ち着いている状態でした。

その後、筋肉をほぐしては患側荷重を徹底的に行ってもらいました。

私は、このレントゲンでは、もう片脚立ちはできないかも知れないと・・・少し思いましたが「絶対片脚で立てる様になるから、がんばって!」と言い続けました。

人間の治癒力はすごいものです。
1年後、K子さんは肩を平行に保ち患側で楽に立てるようになりました。
鹿児島での施術でしたので、4ヶ月に1度、1度に2回の施術でした。

K子さんは保育士の仕事をしていますが、今では補高で脚長差を補いながら杖なしでしっかり歩きながら仕事ができています。
痛みはその後出ていません。
残念ながら、なくなってしまった大腿骨頭が再生することはないでしょう。
骨細胞が生きているうちに血流が戻れば改善する可能性はあるかもしれません。
しかし、それはなかなか難しいかもしれません。
半分になってしまった骨頭は、寛骨臼蓋の形に合わせて、丸みをおびてくるでしょう(修復)。

大腿骨頭には神経がありませんので、大腿骨頭が半分無くても、痛みなく歩けて仕事もできています。

しつこいですが、人間の治癒力はすごいんです。

“大腿骨頭壊死”と診断を受けていて、半年以上経っているのに痛みが出ている方の場合、痛みの原因は筋肉である可能性が高いのです!




変形性股関節症を怖がらないでね




●DVD『股関節長持ち術』のご注文はこちらからどうぞ。
●銀座8月の施術予約はこちらからどうぞ。