深圧 SHIN-ATSU 松本深圧院グループ 私達は深圧という特殊技術により、お客様それぞれにあったQOL(Quality of Life)の実現に貢献します

これぞ、診察!

私の腰痛がひどかった時の経験談です。

ひどい腰痛は2001年夏~5年間続きました。
最終的に腰痛が全くなくなるまで約10年かかりました。
間に約1ヶ月間施術を休みました。
その後は、痛いなりに施術を続けました。

この10年間に7人の整形外科の先生に腰を診ていただきました。

そのうちの5人の先生は、レントゲンだけで触診はありませんでした。
診断名は全て「椎間板ヘルニア」でした。

腰痛は仕事に支障があり、診断名が「椎間板ヘルニア」だったので、レーザーによる椎間板ヘルニア手術の可能性を聞きたかったので、6人目の先生を受診しました。

その結果は、「骨の変形が強すぎて、軟骨が無い状態なので手術をしても効果はないでしょう。」との事でしたのでレーザー手術は受けませんでした。

そして7人目の先生を探しました。
ある患者さんの紹介で、膝専門の先生ということでしたが、期待できそうなのでその患者さんと一緒に受診しました。

結果から言うと、その先生の診察は「これぞ、診察!」という、素晴らしい診察でした。


診察室に呼ばれると、問診がしっかり行われました。
その後ベッドに寝かされ、腰のあちこちを触診されました。
次に立ちあがって、身体を全屈したり後屈したりの診察が続きました。

そしてその結果を見てから、レントゲンの処方が出されました。

レントゲン写真は、一般的な腰のレントゲンの他に、腰を前に曲げた状態でのレントゲンと腰をそらした状態でのレントゲンが追加されました。

そして再び診察室へ。


私はそのレントゲンを見てびっくりしました。
腰を曲げたレントゲンと腰をそらしたレントゲンで、腰の下にある仙骨とその上の第5腰椎がくっついていることが判明しました。

「その為に、その上の腰椎の動きが大きくなり過ぎて炎症が起きて痛みが出ているのです。」
これが、その先生の意見でした。

納得できました。
感動しました。

私の腰は第5腰椎がつぶれて、仙骨にくっついているのです。
「先天的なものかもしれませんね。」

その先生のコメントでした。

確かに子供の頃から、腰や足に痛みが走り、小学校の頃は夜中にふくらはぎが痛くて泣いた覚えがあります。


その先生の口からは、椎間板ヘルニアの言葉は一言も出ませんでした。


椎間板ヘルニアがあることは事実なんです。
しかし、ヘルニアによる神経症状が無いことや、炎症が起きていることは自分でもはっきりわかっていました。


この先生すごいと思いました。


その先生は、当時現役を引退され、別の場所で開業されている先生でした。


私は、炎症の治療としてステロイド注射を望みましたが、その先生は筋肉へのトリガーポイント注射とロキソニン(痛み止め薬)の処方だけだったので、やや残念でした。

しかし、原因がはっきりして気持ちがすっきりしたことと、生活上どのようなことに注意をすれば良いのかということがはっきりして、精神的に楽になったのを覚えています。

以前も書きましたが、診察というのは患者さんを総合的に診て、症状の原因として考えられるいくつかの原因を1つに絞り込む作業です。

治療というのは、その絞り込まれた1つの原因に対処することです。

いくつか考えられる原因、その原因の一つひとつに対する治療法は異なります。


股関節痛の原因はいくつも考えられます。
その原因を徹底的に絞り込む診察をしてくれる先生が増えてくれることを願っています。

私は、そのような先生を探し求めています。
どこかにいるんです。




絶対に。





変形性股関節症を怖がらないでね