深圧 SHIN-ATSU 松本深圧院グループ 私達は深圧という特殊技術により、お客様それぞれにあったQOL(Quality of Life)の実現に貢献します

大腿骨頭すべり症

田山陽平です

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成長過程にある子供の骨は両端に骨端線と言う成長軟骨(軟骨なので骨より柔らかい)があります。
骨端線が長軸方向に発育していき、骨が伸び、身長などが伸びていきます。
そして骨端線は発育が終わると閉鎖し骨となるのです。

太ももの骨(大腿骨)の股関節側にある骨端線に離解が生じ、股関節の丸い部分(骨頭)が大腿骨に対して後方に滑る病気が大腿骨頭すべり症です。

弱い軟骨部分に生じるため軽い外力でも起こります。

当然、成長期に起こるため男性で11~15歳、女性で10~13歳の骨端線が閉鎖前の思春期にみられます。

中でも、60%は肥満傾向と言われています。


股関節には頚体角と言う角度があります。



大腿骨頭すべり症の方は頚体角が小さくなります(通常120~130度)。

大腿骨は後ろに捻じれる(後捻)傾向がみられ、骨端部が後方に滑るような力が働きます。

その結果、股関節が外旋した姿勢になります。

下の図は股関節を頭の方から足の方へ上から見た図です。

Aは正常。
Bは骨端部が球状の骨頭に対して、後方に滑った図です。
Cは結果、外旋をした骨の状態です。


このまま成人になると股関節の外側に出ている部分(大転子)が骨頭に比べ相対的に高くなり、頚体角の小さな股関節になります。


経過は、

①急性・・・急に股関節に強い痛みが出る。

②慢性・・・運動時などに股関節に軽い痛みが出る。屈曲、外転、内旋に可動域制限が出る。

③慢性の状態で起こった急性・・・②の経過中に、股関節に急激な強い痛みが出る。

に分けられます。

②③の経過を追った場合は、成長期に大腿骨頭すべり症になっていても、気が付くことなく成長していくため、強い痛みに襲われるのは成人になってからになるのです。

しかしながら、軽度の後方への滑りであれば将来、変形性股関節症になる可能性は低いと言うデータがあります。


治療法は、疼痛の除去・すべりの進行防止・将来の変形性股関節症予防を目的として行われます。

①牽引療法。

②麻酔下で整復術。

③スクリューによる固定。

④骨切り術

などが状況に応じて選択される。


中殿筋は骨盤から始まり、大転子につくきます。



この大転子が骨頭に比べて高くなると、骨盤に近づくため中殿筋は張力を失い、時間が経つと短くなった状態で硬くなります。

そうすると筋肉は筋力低下を起こします。

この状況を「深圧」で施術していくことで「疼痛の除去」「すべりの進行防止」「将来の変形性股関節症予防」を図っていくことが可能であると考えます。

手術を受けずに「深圧」で手術と同様の効果が出せたら素晴らしいですよね!