深圧 SHIN-ATSU 松本深圧院グループ 私達は深圧という特殊技術により、お客様それぞれにあったQOL(Quality of Life)の実現に貢献します

第2の炎症 2




前回の記事への反応が大きかったで、急遽、第2の炎症2を霧島で書きました。

まず、症例として挙げていたNさんからコメントをいただきました。
ほぐし教室の体制が整ったので各地への出張教室も行いたいという気持ちがあることを知らせてくださいました。
医療のプロが行うのではなく、実際に痛みに苦しんでいて、そこから回復した方のノウハウが詰まった教室になるので、皆さんの参考にもなるのではないかと考えます。

今後、Nさん(高松市在住 女性)と連絡を取り合い、皆さんとの橋渡しができるような形ができたらいいなと漠然と考えています。
必要とされるなら私達もお手伝いできるとおもいます。
ご興味のある方がいらっしゃいましたら反応してくださるとうれしいです。

手術を受けた後、経過が悪いのにリハビリスタッフから文句を言われながらトレーニングをしていた時、このような考えを知って気が楽になったという方や、これから手術を受けようと思うけど記事を読んで不安なことが出てきた方や、手術直後でタイムリーに参考となったという反応もいただきました。

これから手術を受けられる方の不安は、人工股関節直後の翌日から手術した方に全荷重をかける病院があるけど、大丈夫でしょうかという反応でした。

もちろん、かなり積極的に術後のリハビリをして、負荷が大きすぎる場合は心配です。
しかし、手術後はそんなに強い負荷をかけてはいけないことはどの病院のスタッフも理解しているはずです。

その方が心配していた病院は、比較的術後のリハビリを重要視していない病院ですので、病院の訓練室で行う基本的なリハビリメニューだけにとどめ、病室に帰ってからの自主トレをがんばらなければ問題ないと考えています。
重要なのは手術後2から3か月経ったころから、まずはしっかり筋肉を柔らかくして、筋肉を正常に戻すことです。
第2の炎症が落ち着き、筋肉が正常にもどれば、もう怖いものなしです!


「入院していると、他の患者さんが病室でも頑張っているのでついつい自分も頑張ってしまいます。」
「週末に病室で頑張って、月曜日に担当の先生を驚かしたいんです。」
「私も頑張ろうとして、階段練習をやり過ぎたら、股関節を傷めてしまいました。」
入院中の患者さんを見舞いに行ったとき実際に聞いた言葉です。


「術後、横上げの訓練を頑張り過ぎたら、プツっと音がして足が動かなくなりました。」
これは、施術中に患者さんから聞いた言葉です。


まだ入院中は頑張らないこと、病院のスタッフは頑張らせすぎないことが重要だと思うのです。
そのことが分かっている病院スタッフも増えつつありますが、まだまだ頑張ってしまう先生も多いと思います。
私が大学病院に勤務していたころは、入院期間も長くリハビリプログラムもゆっくりでいい時代だったなと感じています。
患者さんが退院前には、二人で街中に歩きに行って、一緒に電車に乗って隣の駅前でコーヒー飲んで帰って来たりしていました。
その行動を経験しておくと、自宅に帰ってからもスムースに社会復帰できる自信がつくだろうということでの屋外歩行訓練を行う時間が取れていました。
ついでに、帰りの電車までの時間つぶしにコーヒーを飲む訓練?もしましたが、これは必要なかった?


『人工股関節術後、すぐに全荷重をかけても大丈夫です!』という医学的根拠は無いでしょう。
もし存在するとしたら、それは嘘です。
“医学的根拠に基づく医療”と言いますが、医学的根拠に基づいていない面の方が多いですよ。
ですから、病院のリハビリスタッフも多くの経験から判断して強い負荷をかけない範囲で術後リハビリを進めるでしょう。

股関節は他の関節に比べて深部に存在するので炎症が分かりにくい関節です。
人工膝関節の術後の場合、膝関節の熱感が長期続く方がいます。
私が経験したケースでは、最長1年間も熱感が続いた方がいました。
病院のスタッフが熱感を触診できれば、冷やしたり負荷の強いトレーニングを避けるでしょう。
股関節ではその熱感が感じにくいのです。

自骨の手術では、手術後の第2の炎症への注意に加えて、移植した骨への注意が必要です。
移植した骨がしっかりくっつかなければ手術をした意味がありません。
それは、術後のリハビリとかいう問題ではなくなります。
骨がくっつくには手術部のある程度の安静が必要ですね。
骨がくっついてからなら、無理もできますが、骨がくっつくまでは慎重に進めてくださいね。




さまざまな状況の皆さんですが、目標はただ一つ、それは現在の股関節を長持ちさせることです!



『焦らないでぼちぼちと』




私の人生もそうします。
霧島では例によって村山祥子さんのカウンセリングを受けて帰ります。
最近は健康診断の役目もあるんですよ・・・むふふふふふふふふふ。