深圧 SHIN-ATSU 松本深圧院グループ 私達は深圧という特殊技術により、お客様それぞれにあったQOL(Quality of Life)の実現に貢献します

経験談 パート2

今回の経験談は、しゃがみ込みが出来る方に向けての内容となっております。

ご了承ください。




新しく松本深圧院に来て頂く方の中に、たまにいらっしゃるのが、

「庭で草むしりをした後から、急にいたくなってしまって・・・」

と言う理由で痛みが発症した方です。



草むしりは、しゃがみ込んで(和式トイレの格好)おこなう事が多いと思います。

この、しゃがみ込み動作は、股関節周囲の筋肉に負担をかける姿勢の1つだと考えています。

股関節周囲の筋肉すべてではありません。

大腿筋膜張筋」に特に負担がかかると考えます。

大腿筋膜張筋」の図


水色の線で囲んだ筋肉が「大腿筋膜張筋




実際に、両側臼蓋形成不全である私も、しゃがみ込み動作は長時間になるとキツイです。

しかし「キツイ」しゃがみ込みと、「楽な」しゃがみ込みがある事に気が付きました。

「楽な」しゃがみ込みを皆様に推奨したいと思います。




大腿筋膜張筋の役割は、

股関節を曲げる時(屈曲)



股関節を開く時(外転)



股関節を内側にねじる時(内旋)



に活躍します。

つまり、上記の動きをする時に大腿筋膜張筋収縮し、硬くなり、短くなります


中でも主役級の働きをするのは「内旋」です。

準主役が「屈曲」、

脇役が「外転」の動きです。



以上を踏まえたうえで、しゃがみ込み動作の時に大腿筋膜張筋が、どのような状態にあるかを見ていきます。



まず下の絵は立った姿勢の大腿筋膜張筋です。


赤い矢印は筋肉が収縮した時に縮む方向です。


次にしゃがみ込んだ時の身体の横から見た大腿筋膜張筋です。


足の付け根(股関節)のところで、大きくL字に向きを変えていることが分かります。

本来であれば、このようなL字を取らずに、端と端を結ぶ点を直線で結んだ方向に収縮するのが一番効率的です。


しかし、表面に皮膚がある事から、人間の身体は、そうはさせてくれません。

このL字になってしまう状況が既に、大腿筋膜張筋にとっては息苦しい状態です。



今度は、しゃがみ込んだ姿勢を正面から見ていきます。

まず始めに股関節症の方に多く見られるしゃがみ込み姿勢です。

両方の膝が両手の内側に入り、膝同士がくっついていることが分かります。

この姿勢は股関節が「屈曲」して「内旋」した状態です。

つまり大腿筋膜張筋短くなり、硬くなっている姿勢と言えます。

L字で息苦しい状況の中、更に硬くなってしまっては大腿筋膜張筋は窒息寸前です。


この状況で少しでも大腿筋膜張筋に酸素を送るためには、どうしたら良いでしょうか?



「内旋」の動きは、どうでしょうか?


「内旋」は改善の余地がありそうです。

それは股関節を「外旋」させるのです。




「外旋」せる事で、大腿筋膜張筋が主役級に働き、硬くなる「内旋」動作から解放してあげる事で、

大腿筋膜張筋は、少し緩み息苦しさが和らぎます。

その姿勢が下の写真です。

両手を内側に、両膝をそれぞれ外側に向けてあげます。

これだけで、股関節に痛みが出るリスクを大きく減らす事ができます


そして更に改善を図ります。


準主役の「屈曲」しゃがみ込み動作では仕方ない事なのですが、その量を減らしてあげましょう。

簡単に言うと、両膝を地面に着いてしまいます


そうすることによって、股関節が曲がっている角度が減ります

これで更に、大腿筋膜張筋の酸素不足は改善されます。


日常生活の中で、このような動きを考え、取り入れていくだけでも、股関節の状態を保つ、あるいは痛みを出さない対策になります。

今回のしゃがみ込み動作の対策を、色々な動きにも応用してみて見てください。


痛みが強くならないよう、予防と対策が大事ですね






2カ月前の「夢」の写真。







そして現在。

こんなに大きくなりました

色も変わって、チワワらしく変身!








股関節の不安を一緒に取り除きましょう