深圧 SHIN-ATSU 松本深圧院グループ 私達は深圧という特殊技術により、お客様それぞれにあったQOL(Quality of Life)の実現に貢献します

問題児「大腿筋膜張筋」!

大腿筋膜張筋の最後です。

もう少し、お付き合いください。



「大腿筋膜張筋」は、どのような動きの時に活躍する筋肉なのでしょうか?

股関節を曲げる時(屈曲)


股関節を開く時(外転)


股関節を内側にねじる時(内旋)


に活躍します。

特に主役として働くのが一番最後に紹介した動きの、股関節を内側にねじる動き(内旋)です

それ以外の曲げる(屈曲)、開く(外転)の動きは準主役程度です。


ここでタイトルにも書いた「大腿筋膜張筋」問題児な理由を説明していきます。

この「大腿筋膜張筋」・・・・・やっかいなんです。


と言うのも、骨盤の傾き1つで主役の座が「内旋」から「屈曲」にも「外転」にも変化してしまうのです。


ん・・・??


「逆に、そんな便利な筋肉とても都合が良いじゃないか」


と思われた方はいませんか?


いっけん、都合が良いようにも感じられるのですが「屈曲」は屈曲の主役が他にいるのです。

同様に「外転」は外転の主役が既にいるのです。

それを下剋上で主役の座を準主役が奪ってしまうと身体の中の明確であったはずの役割分担に変化が起き、異常な事態を招きます。

特に股関節症の方は、骨盤が前傾する方が多いのですが、



骨盤が前傾すると「大腿筋膜張筋」が股関節「屈曲」の主役となってしまうのです。


これが、何故いけないのか?

それは「大腿筋膜張筋」の持っている能力には限界があります。

人間は精密に出来ているものです。

「大腿筋膜張筋」には、

主役・・・「内旋」

準主役・・「屈曲」「外転」


の役割分担が適正になるように作られています。

それ以上でも、以下でもないのです。


骨盤が前傾して元々、主役である「内旋」に加えて「屈曲」も加えたダブル主役では「大腿筋膜張筋」にとって負担が大き過ぎてしまいます。

こうなると「大腿筋膜張筋」は大変です。

「内旋」に「屈曲」に休む間もなく、引っ張りだこ。

休むことがないと言う事は、筋肉が収縮しっ放しで緩む暇なく、ドンドン硬くなっていきます。

硬くなれば、痛みを生みやすい環境になります。

それに伴い「腸脛靭帯」も引っ張られストレスにさらされ、膝の外側にも炎症が起きるという《負のサイクル》が完成してしまうわけです。



「大腿筋膜張筋」は頑張り屋さんの筋肉なので、すぐに他の筋肉を助けてしまおうと思ってしまうんですね。

頑張りすぎはよくないので、自分の役割だけをしっかりこなせる状態にしてあげましょう。




股関節の不安を一緒に取り除きましょう