深圧 SHIN-ATSU 松本深圧院グループ 私達は深圧という特殊技術により、お客様それぞれにあったQOL(Quality of Life)の実現に貢献します

「もっと綺麗に歩きたい」第3幕

震災から4か月が経ちました。

昨日も東北では震度4の地震があり、10cmの津波も起こったと言う事で、色々な意味を含めて日本で安心して暮らせる日が一日も早く来る事を願うばかりです。

ここにきて急激に震災への募金の金額も下がって来ているそうです。
街中での募金活動も、あまり見なくなってきましたが、支援も継続していかなければなりませんね。




では、前回までの続きにいってみましょう。

歩行途中の片足立ちの状態を過ぎると上半身よりも足が後方になり、減速するタイミングになります。

上の段の右から2番目の絵になります。


この時に重要なのは「腸腰筋」という筋肉です。

前から見ると

後ろから見ると


このタイミングでは、腸腰筋の端と端が近づいた状態から伸びていく動きをします。

この時、一気に力が抜けて筋肉が伸びきらないように、筋肉の長さをコントロールしながら徐々に筋肉が伸びていく役目をします(遠心性収縮)。

しかし、股関節痛がある方は「腸腰筋」が、このタイミングで著明な働きを見せません。

なぜ股関節痛のある方の「腸腰筋」が働かないかと言うと、第一幕でも登場した股関節の後ろへの動き(伸展)が制限されているからなのです。

なぜ股関節が後ろ(伸展)にいかなくなるのか?

第一幕で書いた原因とは、また別の原因が考えられます。

腸腰筋」は背骨から太ももの骨(大腿骨)についているため、「腸腰筋」が短くなると、股関節が後ろ(伸展)にいかなくなります。(上の絵を参照)

股関節が後ろにいかないと、前方への推進力が得られず、歩行速度が落ちます。


また、股関節が後ろにいかないと言うことは、常に股関節が骨盤に対して前に曲がっている状態(屈曲)になります。

右の絵が股関節が屈曲している状態です。


股関節が前に曲がると、人間の身体は膝関節も曲がる傾向にあります。

歩行中に体重をかけている方の膝が曲がっているということは、膝が折れたら転んでしまうわけですから、そうならないように、太ももの前の筋肉(大腿四頭筋)で常に膝を伸ばす方向に力を発揮している事になります。

通常は筋肉の収縮が認められないこのタイミングで膝を伸ばす筋肉(大腿四頭筋)が必要以上に使われる為、筋肉が硬くなり易く、痛みを生みやすい環境になります。

足の付け根(鼡径部)に痛みがある方は、この傾向があるかもしれません。

でも元の原因は膝関節が曲がっていることではなく、股関節が曲がっていることが問題になります。


まず、股関節が後ろに動くように制限をとって行くことが大事になります。

そのためには短くなってしまった「腸腰筋」を伸ばす必要があります。


「らっこちゃん2号」の出番です



いよいよ次回で「もっと綺麗に歩きたい」シリーズが最後になりますので、お付き合いくださいませ。





股関節の不安を一緒に取り除きましょう