深圧 SHIN-ATSU 松本深圧院グループ 私達は深圧という特殊技術により、お客様それぞれにあったQOL(Quality of Life)の実現に貢献します

筋肉で刺激を感じる歩き方~踵接地の重要性~

昨日は、毎週ブログを更新している月曜日でしたが、ブログを更新できずに申し訳ありませんでした。




手術を選択し、骨と関節の機能が元に戻っても、運動をする状態としては、まだ不十分です。

なぜなら、骨や関節が実際に機能するには「筋肉」の働きが不可欠だからです。

Le Salon Ginzaに勤めて、私はこの「筋肉」の機能改善に対するプロフェッショナルにならなければならないと思っています


「筋肉」は運動をする機関でありながら、感覚の機関でもあります。

私達は他人や何か物体に「筋肉」が触れていれば分かりますし、収縮したり、弛緩したりする事も感覚として分かるから感覚の機関とも言えるのです。

つまり「筋肉」が障害を起こすと、運動と感覚の両方に障害が起きると言う事です。

「歩行」とは、足の裏の感覚、路面状況、歩くペース、身体のそれぞれの関節がどこに位置しているのか、身体の重心はどこにあるのか、と言ったような複数の感覚情報と、運動情報が合わさった運動であるため「筋肉」の障害を、感覚の障害として考える事が必要なのです。


股関節周囲の痛みは、筋肉を過剰に収縮させたり、硬くしたりし、筋肉に入り込む血液量を減少させる原因となります。

サーモグラフィーと言う身体の全身の温度を測る機械がありますが、股関節痛がある方の、股関節周囲の体表面平均温度は痛くない方に比べて低いと言う実験結果が出ています。

股関節痛は血液循環を悪化させ、これは更なる痛みの原因となり、正常な筋肉の「柔軟性」を低下させ、股関節が体重を支える機能も低下させる原因につながります。


股関節痛の方の歩行で足を床につく際に、床に対して、どのくらい体重が乗っていて、どのような乗せ方をしているのかを見てみると、痛みの無い足に比べて、痛みのある足は体重をかける範囲が減少し、踵が床にかける圧の著明な低下と、体重がつま先寄りによっている状態が認められます。

左が痛みのある足。


歩行の改善に重要なのは、筋肉の「柔軟性」を復活させ、いかに痛みの軽減を図るかと言うことです。

筋肉の「柔軟性」がなくなると、動作や歩行時における痛みの原因となり、更なる股関節の機能が障害され悪化する事につながります。

更に、筋肉は「柔軟性」があって初めてその機能が十分に発揮されるのです。

そのためには、正しい動作や歩行において感覚の機能が有する筋肉の活動を「意識すること」が重要となってきます。


普段、踵が床に十分に着かない歩行の方に、「踵から床に着く事を意識して歩いて下さい」と言う事がよくあります。

歩行時に踵を床に着く動作は、身体と床とのそれぞれの位置関係を明確にする重要な感覚の情報入力であり、不十分な踵の床への接地は適切な筋肉の活動を導きません。

股関節痛がある方が踵から床に接地する事を意識した歩行では、意識しない歩行に比べて優位に筋肉の活動量が増加する事がわかっています。

これは、股関節痛が無い方の結果と比べても、股関節痛があり踵を意識した歩行における筋肉の活動の増大効果は明らかであった。

踵から床に着く事で筋肉の活動量が増加する原因としては、踵が床に着く時に踵の骨に加えられた、より明確な踵と床がぶつかった刺激が、足に体重をかける意識の高まりに繋がり、筋肉の活動量増加の引き金になるからです。

このように感覚の要素は重要な役割を果たします。


日常的に歩くテンポや、歩くパターンは普段「無意識」で行われています。

しかし、ここで踵から床に着く事を意識する事は、あえて「脳」による運動を促している事になります。

「意識を反映させた」適切な「歩行」動作が感覚情報と運動の獲得のために重要になります。



足の裏から適切な感覚情報を得るために「踵から床に着く」事を「意識」して歩きましょう



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股関節の不安を一緒に取り除きましょう