深圧 SHIN-ATSU 松本深圧院グループ 私達は深圧という特殊技術により、お客様それぞれにあったQOL(Quality of Life)の実現に貢献します

身体の中で何が起きてる!? 骨編

股関節が痛い。

と言っても、股関節だけに限局した視点はよくありません。

その人の全身をみて「姿勢」「動作」といった視点から痛みの原因を探らなければなりません

背骨の病気と股関節の病気は相互に影響を及ぼし合う事で、その症状は複雑になります。

つまり、隣接する背骨・骨盤・股関節は相互に関連し影響し合っているからです。

例えば、股関節に痛みが存在する場合、その主要な原因は股関節ではなく、背骨からの影響による可能性も考えられますし、その逆の可能性もあるわけです。


まずは、の問題から考えていきます。

股関節は骨盤側の受け皿となる「臼蓋」と、太ももの骨の丸い頭になっている「大腿骨頭」から成る。



「臼蓋」は楕円形に近い形をしており、更に「臼蓋」後面は受けが深い(大腿骨頭との支持性が高い)作りとなっているが、逆に「臼蓋」前面は受けが浅い(大腿骨頭との支持性が低い)作りとなっている。



すなわち、大腿骨頭前方部の「臼蓋」と大腿骨頭が接する部分は後面に比べて接触面積が少なくなっている。

そのため、骨盤が前傾すると臼蓋後面部が大腿骨頭前方部へ移動していくる為、前方部の接触面積が増大します。

右の図は骨盤が前傾して接触面積が増大した状態です。


逆に骨盤が後傾すると大腿骨頭前方部の接触面積が極端に減少することになる。

このように、股関節痛のある方は、大腿骨頭の接触面積を高めるため、まず骨盤が前傾し、その影響から腰が前方に弯曲する傾向にあります。(上図参照)

しかし、骨盤が前傾しているからと言って、必ず腰が前方に湾曲しているとは言い切れません。

これは、骨盤の中にある関節「仙腸関節」による影響が考えられます。

仙腸関節(骨盤のお尻側にある関節です)


すなわち「仙腸関節」で仙骨の前傾が骨盤前傾角度の影響を吸収している可能性があるのです。



股関節痛のある方の4人に1人が「仙腸関節痛」を伴っていると言われています。


骨盤後傾している方は、加齢に伴う猫背の影響で後傾してくる方が多いです。

後傾してくると前方の大腿骨頭の接触面積は減少します。

後傾すると、股関節は自然と後ろに伸ばされた(伸展)、膝関節を曲げ(屈曲)、足首も曲げ(背屈)た姿勢となります。

この姿勢は、股関節前面部の接触面積が低下した結果、安定感が低下するため、関節の不安定性を改善する為の防御反応を示した姿勢になります。


次回は筋肉編をお送りしようと思います。



もう、寝ぼけでますZzz






股関節の不安を一緒に取り除きましょう