深圧 SHIN-ATSU 松本深圧院グループ 私達は深圧という特殊技術により、お客様それぞれにあったQOL(Quality of Life)の実現に貢献します

外転筋力の発揮が、大腿骨頭の移動を止める!?

股関節を広げる筋肉を、股関節の外転筋と言います。

一般的に外転筋力は30歳代をピークに40歳代以後、有意に低下すると言われています。

この原因として、加齢とともにスポーツやレクリエーションなど、日常の活動量が減少するためと予測されます。


これに対し、股関節を内側に閉じる筋肉を股関節の内転筋と言います。

内転筋の筋力は比較的長く保たれ、50代以降に有意に低下してきます。


股関節に痛みがあり、十分な外転筋力が発揮できないと、太ももの骨の股関節を成す「大腿骨頭」が徐々に外上方に移動して、股関節に体重をかけた時に、体重がかかる部分が外側に集中してきます。



この外側への移動を防ぐためには、外転筋を発揮する能力が重要です。

CE角が減少すると、釣り合う為に必要な外転筋力は増加します。

CE角とは下の図の角度のことを言います。


外転筋を発揮する能力が不十分な場合は、臼蓋(大腿骨頭を覆っている骨盤の部分)の外側縁の圧が高くなるため、臼蓋の受けが足りない分を外転筋力が補う状態になります。



外転筋力は、骨盤を水平に釣り合わせるのに、痛みが無い人は2.4倍、痛みがある人は2.9倍必要になります。


外転筋力が低下する原因として、

①骨盤の姿勢の異常によって筋肉の機能が使えなくなる

②筋肉の質の低下

③長時間の運動不足

④痛みによる筋肉の委縮


が挙げられます。


また、外転筋力内転筋力の不均衡が、股関節の不安定性の原因になるとともに、トレンデレンブルグ歩行では内転筋の力により、上記同様に大腿骨頭が臼蓋の上外側に向けて圧を高めるため、不均衡が起きないよう、内転筋と同じ量の外転筋を発揮する力が必要になります。

真ん中の絵がトレンデレンブルグ歩行の特徴的姿勢


外転筋力は、足を閉じた状態から広げる時よりも、足を少し広げた状態から、更に広げる時の方が力が弱くなりやすい傾向にあります。

股関節の外転角度が広い状態でも、外転筋力が発揮できる事が、綺麗な歩き方になる為には重要です。

骨盤を平行に保つために必要な外転筋力が発揮できるよう、正常な筋肉を取り戻しましょう



今日のクッキー




股関節の不安を一緒に取り除きましょう