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変形性股関節症患者にとっての通勤事情

 

強烈な寒波の影響で先週末より厳しい寒さが続いています。

 

ちょうど大学入試センター試験のあるこの頃は、毎年寒さが厳しくなる時期ですね。

 

数年前には東京地方でも大雪が降りましたが、今年は今のところ快晴続き。

 

今日も自宅近くの山中をウォーキングしていい汗かきました!

 

さて、今日は変形性股関節症患者としての通勤事情、とくに杖を使用していた頃の個人的体験と雑感です。

 

 

☆★☆★☆★☆

 

 

日本の劣悪な通勤環境に苦しむ日々

 

わたしは20歳のときに受けた股関節の手術後、また、30代になって症状が悪化して痛みがひどくなったときに杖を常用していたことがあります。

 

現在は遠出するときなど非常時用に折畳式の杖を携帯しているのみで、ほぼ使うことはありませんが、通勤時間帯の電車の中や駅で杖を使用している人がいるとすぐに目に入りますし、つい注目してしまいます。

 

立ちっ放しの状態でいることが辛い自分にとっては、電車に乗ることは外出する際の一番の心配事であり、特に電車通勤は最大の悩み事でもありました。

 

実際、通勤の問題で仕事を辞めざるをえなくなったこともありますし、股関節の痛みがひどくなったときに無理して長距離通勤していたときのことがトラウマになってしまったこともありました。

 

そんなこともあり、「杖」をみると過敏に反応してしまいます。

 

わたしが気づく限り、杖をついている人の多くは扉付近に立っています。

(座席に空きがないときです)

 

いろいろ事情はあるでしょうが、自分の経験からすると、座っている人の前に立つのは気が引けるのです。

 

それは、なんだか「席を譲ってください」と無言の主張をしているように感じてしまうから。

 

そう感じるのは、手術をして退院後、まだ杖を手放せない頃に電車を乗ったときの経験が残っているからかもしれません。

 

一般的に、混み合っている時は(みな降りるときのことを考慮してか)扉付近に立っている人が多いですよね。

 

扉付近が混雑していると、中の方へ入らざるをえませんし、また、中の方がつり革や柱がつかめるので安全でもありますが、それはすなわち座席の前に立つことにもなります。

 

そんな状況で電車の中ほどに立つことが何度もあったのですが、そのとき、座っている人にパッと目を閉じられて下を向かれたことがありました。

 

こちらとしては席を譲ってほしいという意図がなくても、座っている人にとっては無言のプレッシャーになってしまうようです。

 

中には親切に譲ってくれる人もいましたが、譲ってくれなかった方を非難するつもりなどありません。

 

自分も逆の立場で同じことをしたことがありますし・・・

 

現在、股関節の調子は良好ですが、それでもやはり立っていることは辛いです。

 

例えば、同じ10分間でも歩いている方が立っているより楽です。

 

ですので、できる限り座りたいですし、長い時間電車に乗るときはいつも座れるかどうかが気になります。

 

乗車途中で座席が空いて座れたときなどはホッとしますが、そういうときに自分の前に杖を使用している方が乗ってきて自分の前に立ったとき、思わず目を閉じてしまったことがありました。

 

条件反射のように・・・

 

自戒を込めて、日本では優先席であろうがなかろうが、高齢者や身体的なハンデがある人に座席を譲るという社会的習慣がまだまだ浸透していないのだなということを痛感します。

 

一方で、日本の劣悪な通勤事情を知る自分としては、座りたいのは健常者(特に長距離通勤者)だって同じですし、通勤時は優先席など実質的には存在しなくなることもわかっています。

 

それだけ日本の(特に首都圏の)通勤環境はひどいということです。

 

そもそも、あの通勤地獄の中に杖をつきながら突入すること自体が恐怖であり、悪夢です。

 

一番いい対処としては、避けるしかありません。

(可能であれば、ですが・・・)

 

杖をついて人ごみの中を歩くことさえ困難ですし、危険きわまりないです。

 

杖を使用していたとき、人ごみの中で階段を降りているときに杖をはらわれて危うく階段から落ちそうになったことがあります。

 

それ以来、混雑時に階段を下りるのは怖いので、少し人ごみが解消するのを待つか、必ず端っこを歩く(手すりがあれば必ず手すりにつかまりながら歩く)ようにしていました。

 

それでも恐怖感は拭えませんでしたが。

 

近年は時差通勤を実施している会社も増えているようで、昔に比べれば多少は混雑状況が緩和されているのかもしれません。

 

ですが、実際のところ、通勤環境が良くなっているとは感じられません。

 

ネット社会の恩恵により在宅仕事が可能に

 

30代を過ぎて股関節の状態が悪化して以来、自分の仕事人生は通勤に四苦八苦してきた歴史でもあります。

 

ですが、インターネットがあらゆるビジネス手段の中心的役割を担うようになるにつれ、仕事の仕方も大きく変わってきました。

 

在宅勤務など、フレキシブルな労働・仕事ができるようになることを昔からずっと願っていました。

 

そして、いまこの時代を生きるものとして、ネット社会の恩恵を存分に受けています。

 

実際にいまのわたしの仕事もパソコンとネットがあればどこでもできますし、自宅で仕事ができるようになったことは本当に有難いことです。

 

仕事のスタイルが変わることにより、都心の通勤事情も少しずつ変わっているのかもしれませんが、一方で東京一極集中がなくならない限り大きな改善は見込めないとも思います。

 

いつか、身体的ハンデのある人たちが安心して電車に乗ることができる日が来ることを願ってやみません。

 

 

2018年1月14日

 

今朝のウォーキング中に撮った一枚

(近所の裏山から東京湾を望む)

 

 

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  1. ume より:

    私も術後杖をついてる時電車に乗るときはドア付近に立っていました。私の場合は座るより立っていた方が楽なのですが親切心満載の若者が遠くからでもやってきて席に案内されたことが数回あります。。断ると烈火のごとく怒られた事もあります。。今は杖をついてはいませんが調子が悪いと足の引きずりが激しくなるようで(痛みはないのですが。。)乗ってきた瞬間に親切心満載の若者攻撃に合うことがたまにあります。そして断るとまた怒られます(苦笑)杖をついていなくて健康に見えても病気により譲れない方の記事など読むと通勤電車問題は奥が深いな、、と思ってしまいます。
    長文失礼致しました。

    • 小菅哲郎 より:

      umeさん、コメントありがとうございます。
      お断りすると怒られるというのも理解に苦しみますね(苦笑)
      純粋な親切心からというより、譲ってあげたことに対する見返り(受け入れられて感謝されること)の方が主な動機になってしまっているのかもしれませんね。
      見た目でしか判断できないことも難しい問題です。私は今でこそ股関節の状態は好調で杖も使うことなく生活していますが、都内への長距離通勤で立ちっ放しでいることはとても辛く、時間帯などいろいろと工夫して何とか座って通勤しています。ですが、見た目は健康そのものですので(笑)、座る場所なども含めて気を使うことが少なくありません。