股関節痛 痛みのコントロール
秋晴れ快晴！
空気が澄み渡り、空も随分と高くなったように感じられます。
先週訪れたときのみなとみらい（横浜）、横浜美術館前の木々もいい色合いになっていました。
気持ちの良い気候に誘われて、今朝は田浦の山道を久しぶりにウォーキング。
１時間半ほど歩きましたが、外で身体を動かして汗をかくのは爽快です！
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安定期
現在、わたしの（右）股関節の状態はとても良好です。
体験記にも記した通り、一般的な整形外科的診断によると完全な「末期」ですが、深圧的にいうと「安定期」にあります。
実際、日常生活を送る上で大きな支障はありません。
強いて少々不自由な点をあげると、
靴下を履く、
靴ひもを結ぶ、
爪を切る、
ときはちょっと辛い、ということころでしょうか。
要は、しゃがんだり、股関節を前方に屈曲する姿勢をとることが厳しいですね。
それと、座高の低い、又は軟らかくて深いソファは苦手です。
（股関節の屈曲度があまり良くないので）股関節のあたりが突っ張った状態になったり、また、立ち上がることも困難になってしまうからです。
仕事の打合せ等でそういうソファに座らざるをえないとき、腰を下ろすとソファの背もたれにおもいっきり寄りかかるしかなくなり、前屈み（前傾姿勢）になることができません。
その状態だとエラそうな姿勢？で人と相対することになってしまうので、ソファの前端にちょこっと（左側の）腰を掛け、右側＝患足側の膝を内側に折り曲げるようにして（まるで股関節を内側に畳み込むようにして）座っていたものです。
事情を説明すれば先方もわかってくれるのですが、特にお会いする人が目上の方だと、やはり気になってしまうので、そんなことで凌いでました。
座敷もダメですね。
あぐらはかけないし、正座も長くは続けられませんので、座敷での宴会・飲み会は苦痛です。
最近は、座敷でも掘りごたつになっているところが多いし、あまり気を使わなくてもよくなりましたが、以前は（特に接待の場等において）座敷の場が使われると、ホントに苦労しました・・・
なんだか、不自由自慢みたいになってしまいました（苦笑）
そういう不都合なときもありますが、前述の通り、全体的には足の状態は良好です。
中殿筋と痛みのコントロール
現在気をつけていることとしては、無理をし過ぎたり、日々の生活疲労などが蓄積しないようにすることです。
疲労がたまってくると筋肉が硬くなり、股関節周辺に鈍痛を感じることがあります。
そういうときは、
「ちょっと疲労がたまってますよー、無理しない方がいいですよー」
という信号が発信されたのだと理解していますが、痛みの出る場所はほぼ決まっています。
お尻の筋肉である「中臀筋（ちゅうでんきん）」や「大臀筋（だいでんきん）」です。
いまは痛みの発信源がピンポイントで「あっ、ここだ！」 とわかります。
例えば、直感では太ももの上部（大腿直筋）のあたりが痛いと思っても、自分で触診していくと、実は痛みの源（原因筋）は中臀筋だったということがありました。
関連痛ですね。
上記の絵でいうとちょうど「中臀筋」を指し示している点のあたりがポイントのようです。
ほぼ身体の横側になります。
メインは中臀筋ですが、ここから拡がるように大臀筋の上部から尾てい骨あたりにかけての筋肉が硬くなりがちです。
最近は、ほぼここに痛みや違和感を感じることが殆どですので、ここのしこりを重点的にやっつけます。
セルフケアする場合、ここは場所的に自分の手でほぐすには無理がありますので、やはり楽股（らっこ）ちゃんのお世話になります。
↓ らっこちゃん１号！
この初代らっこちゃん、残念ながら今は製造中止なのですが、新しい材質＆製造方法により復刻させるべく現在（時間をかけて）試作＆テスト中です。
さて、夜寝る前に横向きになってこのらっこちゃんで中臀筋をグリグリしたり、仰向けでお尻の下に入れて部位を変えながらマッサージしていきます。
軽い症状なら次の日はこれでラクチンになります。
昔に比べればだいぶ筋肉の状態は改善しているとはいえ、もともと筋肉の「質」が良くない（硬い）ため、今でもすぐに硬くなりがちです。
よって、この中臀筋の状態を日々の調子のバロメーターとして見ています。
痛みの原因がわからないと、それだけで将来が不安になるものです。
皆さんにもぜひ自分の痛みの源（原因）を把握できるようになっていただきたい、自ら痛みをコントロールできるようになっていただきたい。
深圧はその一助になるはずです。
それによって、自分なりの調子のバロメーターをもてるようになります。
すると、いま痛みのある方も「不安」が「安心」に変わります。
そして、笑顔になってきっと生きる活力がわいてきますよ！
2017年11月5日
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