私たちは深圧という特殊技術で股関節を専門に施術しています

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股関節痛の原因(正体)

痛みは、痛みを感じ、その反応を脳に送る神経が通っているところで生じます。
では、股関節の周りにある組織の中で痛みを感じる神経が通っているところはどこでしょうか?

  • 筋肉
  • 筋膜(きんまく)
  • 靭帯(じんたい)
  • 関節包(かんせつほう)

が挙げられます。

これをよく覚えておいていただいた上で、股関節痛の原因(正体)について探っていきましょう。

痛みの原因(その1) 炎症

股関節痛の原因として、骨や軟骨は全く関係ありません。

骨の表面や軟骨には神経が無いので痛みを感じることがないからです。

関節の隙間(関節軟骨)がほとんどないレントゲン写真を見せられると、(骨と骨がぶつかっているようで)いかにも痛そうに見えるかもしれませんが、神経の無いところに痛みは生じません。

つまり、レントゲン写真には股関節痛の原因(痛みを感じる組織)は写らないのです。

松本深圧院では、患者さんの股関節痛の程度を長期に渡って経過観察してきました。

すると、股関節痛は放物線状の経過を示すことがわかりました。

放物線の図

ある時期に股関節痛は強くなりますが、ピークを過ぎると股関節痛は徐々に改善してくるのです(放物線状の経過と一致)。

変形性股関節症の一般常識は、『進行性であり、痛みはどんどん悪化していく』

ですが、現実には多くの症例で(痛みの度合は)放物線状を描く経過を示しているのです。

これは炎症の特徴です。

変形性関節症を英訳するとOsteoarthritisですが、この接尾語である-itisは、「~炎」(体の一部に生じる炎症)という意味です。

では、炎症はどこに起こるのでしょうか?

骨や軟骨自体に炎症は起こりません。

それ以前に爪や髪の様に骨や軟骨にも痛みを感じる神経はありません。

筋肉もケガ以外では炎症は起こらないと考えてよいでしょう。

股関節に関節を包む関節包(かんせつほう)がありますが、ここに炎症は起こります。

関節包には神経がありますので、股関節痛の正体の1番目は股関節関節包内の炎症ということになります。

股関節を包む袋、関節包に起きる炎症が股関節痛の正体の基本なのです。

炎症に治らない炎症は無い。

人間の身体には炎症を抑えるホルモンが備えられています。

炎症の改善過程は放物線状の経過を示します。

関節包はレントゲンには写りません。

痛みの原因(その2) 筋肉の病気

では、股関節痛の正体の二番目は何でしょうか?

それは、筋肉の病気です。

正式には筋筋膜症候群(MFS)とか筋筋膜疼痛症候群(MPS)などと呼ばれています。

わかりやすく言うと『筋肉のコリ』です。

この筋肉の病気は、筋肉疲労が原因というよりも、もっと病的な状態で、股関節関節包に起こった原因不明の炎症の影響を強く受けて筋肉が硬くなったり、その炎症が改善した後に残る股関節関節包の炎症の後遺症として起こります。

また、転んだり、足で強く踏ん張ったり、スポーツでのケガなどによる股関節関節包内の炎症の影響を強く受けたり、その炎症の後遺症で筋肉が硬くなるのです。

さらに、皆さんに多いのは、かつてストレッチで筋肉の一部を傷めたこと(肉離れ)や、筋トレの間違ったやり方の影響や後遺症として筋肉に病気が起こります。

筋肉の病気の特徴は、痛み、コリ、関連痛です。

病気になった筋肉には硬く縮んだコリ(筋硬結:きんこうけつ)があり、そのコリを押すと強い痛みを感じます。

人が動くたびに収縮する筋肉に痛みが出るので、歩く時や立っている時にも股関節痛を感じるのです。

また、皆さんにとって理解し難い現象が『関連痛』です。

筋肉にコリが起きて筋肉の中に疲労物質や発痛物質が溜まると、その痛みは筋膜や骨膜を伝わって全身に広がるのです。

例えば、一般的に股関節痛はお尻や鼠径部(そけい部)に起こるのですが、この痛みが広がるとももの前が痛くなったり、すねが痛くなったり、ももの外からすねの外側が痛くなったり膝や腰が痛くなったりするのです。

筋肉の痛みの根本症状は血流の悪化です。

このような血流が悪い状態では、筋肉の中に溜まった疲労物質や発痛物質は流されることなく、どんどん蓄積して限界に達すると、皆さんの身体に急激な股関節痛が出て、急に歩けなくなったり、椅子から立った時に急に動けなくなったりするのです。

当院の深圧によって皆さんの筋肉を柔らかくしているのは、筋肉内の血流を改善させようとしているのです。

炎症と筋肉の病気の関係性

それでは、これら股関節痛の正体の2つの原因、

  1. 股関節関節包に起こった炎症
  2. 筋肉の病気

にはどのような関係性があるのでしょうか?

どちらも軟骨や骨の変形とは関係がありません。

ここでは、ぜひ頭の中からご自身のレントゲン像を消し去って下さい。

日頃、股関節には大きな負担が加わっています。

この負担は全て股関節に加わるのではなく、股関節周りの筋肉群が股関節への負担ができるだけ小さくなるように衝撃を吸収してくれています。

ところが、筋肉には疲労もあるし、ケガによる病気やその病気の後遺症もあります。

こんな時は筋力が十分発揮できないので、股関節への直接的な負担は増えてしまいます。

このような状態のときに、股関節関節包には炎症が起きやすくなります。

股関節に水がたまることもあります。
※このメカニズムは膝関節でも同じです。

また、滑って転んだ時や、股関節に瞬間的に衝撃が加わるようなケガをした時には、股関節捻挫による炎症が股関節関節包に起きるでしょう。

足首を捻挫すると、足首は腫れて痛みを伴い、脚を地に着くことができなくなります。

股関節は身体の奥深くにありますので、腫れていてもわかりにくいのが特徴です。

腫れているようには見えなくても、股関節にも足首とまったく同じような捻挫による炎症が起きるのです。

炎症があるときは、とても痛い。

でも、その股関節に体重をかけて生活をしながら治していかなくてはならないので、炎症による痛みの改善には時間がかかってしまうのです。

股関節内の炎症が長引くと、筋肉はその炎症の影響を受けて反射的に硬くなります。

これが、筋肉の病気の最初の引き金になるのです。

股関節痛の根本となっている炎症の経過

この図は、股関節痛の根本となっている炎症の経過を示したものです。

炎症の前半~最大期までは、いかにも進行するかのように痛みは強くなっています。

そして、炎症のピークを過ぎると、股関節痛は徐々に改善し、やがて炎症は全くなくなります。

炎症の前半~最大期までは、股関節痛には炎症による痛みと、筋肉の病気による痛みの2つが伴っています。

一人ひとり、今どの時期にいるか異なりますし、かなりの個人差があります。

他の方と比較することは、ある程度は参考にはなりますが、ほとんど役に立たないのはそのような理由からです。

問題は、炎症がピークを過ぎた後です。

炎症が強かった頃から筋肉をほぐすことができていれば、炎症の弱化と共に筋肉の病気も順調に改善して股関節痛が改善していくのが実感できます。

ところが、股関節に炎症がある時期に、炎症があるときにはおこなってはいけない筋力トレーニングに励み過ぎた人の中には、炎症は徐々に小さくなっているにもかかわらず、筋肉の病気が強い状態で残る方がいるのです。

これまで松本深圧院で診てきた方々の多くは、
『すでに骨の変形は落ち着いて炎症は無くなっているのに、筋肉の病気が重度にこじれている』
この様な方が実に多いのです。

このような方には、すでに炎症がありませんので筋肉をほぐすと股関節痛は改善していきます。中には、劇的に股関節痛が改善する方もいるくらいです。

股関節関節包内の炎症と筋肉の病気という2つの原因が混在した股関節痛 - これが股関節痛の正体です。

深圧により痛みの原因を探り、緩和させる

前述の図のように、股関節痛に点数をつけても、その股関節痛が関節包の炎症によるものか筋肉の病気によるものかは非常にわかりにくい方もいます。

自分は、今どの時期にいるのか?

当院では、まず筋肉をほぐしてみて、その後の改善度合いをみていくことで股関節痛の原因を絞り込んでいます。

仮に炎症による痛みが主因であった場合、当院では炎症を直接的に抑えることはできませんが、筋肉をほぐすことによって炎症による影響・痛みを最大限抑える、また、炎症が終わった後の後遺症が残らないようにするという効果もあります。

深圧によって筋肉を正常な状態にして股関節への衝撃吸収力を上げることができれば、股関節内の炎症への刺激が減少します。

そして、すでに炎症が無くなってきている方には、深圧にて筋肉の病気という股関節痛のもうひとつの原因も撲滅させる - 当院では、股関節痛の2つの原因を取り去ることに尽力しています。