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変形性股関節症患者としての体験記(その1)

 

わたしがまだ患者として松本先生(現松本深圧院総院長)の施術を受けていた頃、松本先生のブログにわたしの体験談が掲載されました。

 

計4回のシリーズ連載でした。

 

この度、ホームページリニューアル&ブログ引越し記念!?として、前出の体験談をここに再掲することにしました!

 

昨年から今年にかけて何度か開催しました福岡でのミニ講演会を通じて体験談を“語る”機会をもつようになりましたが、文章で記述することと口頭で直接お話しするのとでは、やはり違いがあります。

 

口頭であれば、症状の変化、痛みや悩みのニュアンスなどもに細かくお伝えすることができますので、より共感をしていただきやすいかもしれません。

 

ですが、文章として発信することでより多くの方に知ってもらうことができますし、その意義も十分にあると思っています。

 

ひと口に股関節痛や変形性股関節症といっても、症状や程度は人によって様々であり、わたし一人の体験が普遍性をもつものではありません。

 

ですが、所々で共感をいただいたり、参考になる点もあるでしょうし、特にいまこうして痛みもなく過ごすことができている立場より、少しでも希望と安心を与えることができればと思っています。

 

内容については若干の加筆・修正を施し、「時制」を「いま」として書き換えました。

 

今日から5回シリーズで掲載させていただきます。

 

長編シリーズとなりますが、よろしければお読みいただければ幸いです!

 

 

☆★☆★☆★☆

 

 

わたしの変形性股関節症(以下、変股症)発症の原因は、生まれつきの股関節脱臼にあります。

 

そのため、生後3ヶ月で手術を受け、しばらくはギプスをつけた生活をしていたものの(むろん本人はその頃のことは全く覚えてません)、その後の生活には何ら不自由はなく、小学生から高校に至るまで野球やサッカー、ラグビー等、様々なスポーツを楽しんできました。

 

幼児期のことはわたし自身は全く覚えていませんので、母によると、幼児期に通っていた病院の医師より「経過は非常に良好であり、今後の生活に問題はないと思われるが、将来的には何らかの影響が出てくるかもしれない」と言われていたそうです(当時は大阪に住んでおり、大阪の大学病院へ通院していたとのこと)。

 

その後、高校生になってから時折腰痛が生じるようになり、おそらく先天股脱の影響ではないかと思われたこともあって、一度専門医にその後の経過も含めて診てもらおうということで変股症の治療で著名な医師のもとを訪れました。

 

神奈川県内のK病院で、レントゲン検診及び筋力や曲がり度合い等の検査の結果、臼蓋形成不全による変形性股関節症という診断が下りました。

 

その時点では症状としては前期症状であり、状態は悪くはないのこと。

 

ただし、将来的には症状が悪化することは避けられないので(進行性)、今の良い状態のうちになるべく早期に手術をした方がよいと強く勧められました。

 

当時は、股関節自体に痛みはなく、多少の腰痛はあったものの生活自体にも全く不自由さを感じていなかったため、手術を受けるということに全く現実味がありませんでした。

 

しかし、いずれ悪化するなら時間的に融通のきく学生時に手術を受けておいた方がよいかなという考えや、有名な専門医の勧めということのみを判断材料として、大学生になったら手術を受けるという決断をしました。

 

今にして思えば、その決断に至るまでの自分自身に非常に後悔をしています。

 

手術を受けることの是非ではなく、その決断をするための病気に対する情報収集や理解を怠っていたことに対してです。

 

自分がきちんとこの病気や手術に対する理解をして納得した上での決断であれば、後悔することもなかったと思いますが、その当時まで自分が健常者として何一つ不自由のない生活をしていたこともあって、その後の生活が一変することなど全く想像もできなかったため、そうした努力が欠けていました。

 

また、医師より状態の良い時期に手術をしてしまえば、自骨で一生もつと言われたこともあり、とにかく早いうちにその手術を受けてしまえば、その後苦しまないで済むのだなという安易な思いにとらわれてしまいました。

 

手術名は「臼蓋回転骨切術」といい、関節をいわば“屋根”となって支える臼蓋部分を“つぎ足す”ような手術です。

 

大腿骨頭の受け皿となる部分(面積)が少なかったため、それを増やすというものでした。

 

入院期間は約3ヶ月。

 

現在ではここまでの長期入院はないようですが、当時はそれが普通でした。

 

術後1週間程は仰向けのまま完全に寝たきりの生活を強いられましたが、この間が一番辛く苦しいものでした。

 

1週間後に足をマットに固定し、体勢を横向きへ変えてもらった時の爽快感は忘れられません。

 

4週間寝たきりの安静期間が過ぎると、今度は車椅子の生活が始まりましたが、一時とはいえ、まさか自分が車椅子での生活を送るとは夢にも思っていませんでした。

 

動けるようになった喜び勇んで車椅子で病院の周辺へ外出したりしましたが、入院していた病院の周辺はのどかな自然にあふれて環境もよく、散歩をするにはうってつけでした。

 

車椅子の後は、両松葉杖、片松葉杖というように、徐々に足に体重をかけていくというリハビリ・プログラムになっていました。

 

術後は自分の足がただの棒のように感じ、全く力を入れることもできず、両手で持ち上げて動かすしかありませんでした。

 

それが懸命なリハビリ努力により、自力で足を動かしたり、体重をかけて立てるようになっていく様は、自分でも驚きでした。

 

理学療法士(PT)の先生方のお陰で入院時のリハビリメニューも順調に消化し、何とかほぼ予定通りに退院することができましたが、このときも私はこのままリハビリ努力を続け、筋力が回復すればまた術前とほぼ同じような生活を送ることができるものと信じて疑いもしませんでしたし、楽観的であったように思います。

 

実際、担当医師は遊び程度であればスキーやテニス等のスポーツも可能と言っていましたし、身体を動かすことが何よりも好きなわたしはその言葉を信じてリハビリ、とりわけ筋力トレーニングに邁進していきました。

 

(続く)

 

 

2017年9月24日

 

金木犀のいい香り!

秋ですね!

 

 

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