私たちは深圧という特殊技術で股関節を専門に施術しています

オンラインサロン

オンラインサロン

オンラインショップ

オンラインショップ

ブログ一覧

ブログ一覧

出張施術予定

出張施術予定

ご予約・お問い合わせ

お問い合わせ

人工股関節の合併症予防

みなさん元気、ぼく元気。

札幌で転ばないよう日夜努力していますコロリン松本です。

札幌の出張を減らす方向で考えており、みなさんの意見を聞いているところです。

少し増やす方向で再検討必要かなと感じています。

今日は雪が30㎝くらい降るみたいですよ。

日曜まで札幌で頑張ります❗️

 

🍓人工股関節手術に関する合併症について書いてきました。

今回は感染症の他の合併症について当院がどのように対応しているのかということについて説明します。

合併症は、ほとんどは病院の施設や対応、定期的な診察で予防できる部分が大きいのですが、私達は予防が可能な部分もあると考えています。

下記が人工股関節手術に関する主な合併症です。

3、感染症については、前回の記事で説明しました。

 

【主な合併症について】
1.深部静脈血栓症(DVT)と肺塞栓症(PE)
血栓とは血管の中にできる血のかたまりです。 人工関節の手術の術中もしくは術後に、深部静脈に血栓が生じる深部静脈血栓症(DVT)が起こる場合があります。
血栓が生じると、脚のむくみや痛みなどが起こります。また、この血栓が静脈壁から遊離して肺動脈に詰まる場合があり、これは肺塞栓症(PE)と呼ばれ生命に関わることもあります。
肺塞栓症の発生率は約0.7%といわれています。深部静脈炎や血栓症の予防のため、圧迫包帯や弾性ストッキングで下肢の静脈の血流障害を予防したり、血液の凝固をふせぐ薬剤を用いたり、脚を自動的にマッサージする器械を用いたり、早期に脚の運動を開始するなどの方法がとられます。
2.神経麻痺
人工関節の手術を行うと、まれに神経麻痺が起こる場合があります。
神経麻痺の発生率は人工股関節手術をした人の0.6~3.4%に起こるといわれており、めったに起こらない合併症ですが、足の一部の感覚が失われたり、痛みがでたりして、筋力の回復に時間がかかってしまうため深刻な問題です。
しかし、多くの症例では徐々に回復し、術後1年程度で正常にまで回復すると言われています。
3.感染症

4.骨折
人工関節を設置する際の骨折には、手術中に起こる骨折と手術をした後に起こる骨折の2種類があります。
手術をした後に起こる骨折は、通常転倒や事故などの衝撃により起きる場合が多く、骨折の頻度は約1%程度であると考えられています。
骨折後の治療法は経過観察や再手術などそれぞれの症例に適した方法が選択されます。
5.脱臼
人工股関節を入れたあと、もっとも起こりやすい合併症が脱臼です。
健康な股関節は周辺の筋肉によって守られているため、めったに脱臼しませんが手術のあとで周辺の筋肉が弱っているときには、脱臼が起こりやすくなります。
手術後に脱臼の起こる頻度は0.5~6%程度といわれています。
何よりも人工股関節の特性を理解して、日常生活において上手に付き合うためのトレーニングが必要です。
6.人工関節のゆるみ
細菌感染により骨の一部が溶けると、人工膝関節と骨との間にゆるみを生じることがあります。
また、人工膝関節の超高分子ポリエチレンや金属の摩耗粉(まもうふん)が生じ、この摩耗粉を細胞が取り込んで炎症を起こしたり、摩耗粉が人工関節と骨の隙間に侵入し骨が溶解すると人工関節にゆるみが生じることがあり、場合によっては人工関節を入れ替える手術が必要になります。
関節に大きな負荷のかかる運動や動作はできるだけ避けるようにしましょう。そして、最低でも1年に1回は定期検査を受けることをお勧めしています。
ゆるみ防止のためには、医師を含めた人工関節を提供する側のみならず、患者様側の理解と協力があってはじめて達成されるものといえます。
7.人工関節の破損
くり返しの大きな衝撃が加わったり、人工関節がガタついたり、バランスよく荷重できなかった場合に超高分子ポリエチレンや金属が異常に摩耗したり破損することがあります。
多くの摩耗粉が発生するので人工関節のゆるみも出ます

 

1.深部静脈血栓症(DVT)と肺塞栓症(PE)はポンプを使ったマッサージ器、弾性ストッキング、注射によって対応するようですが、これはどの病院でも対応しているように感じています。

6.人工関節のゆるみ7.人工関節の破損は術後の定期診察でチェックされます

 

私達が対応しているのは以下となります。

2.神経麻痺の予防

手術側の神経麻痺の原因は手術前に骨の変形のために短くなっていた術脚を元の長さに戻すために神経(血管や筋肉も)が引っ張られます。

神経が過度に引っ張られると神経麻痺を起こします。

足先の感覚が無くなったり(知覚麻痺)、足の指や足首が動かなくなったり(運動麻痺)する可能性があります。

神経麻痺を防ぐには、手術前に神経(坐骨神経)を柔らかくしておくことが重要です。

同じく、血管、筋肉に柔軟性があれば手術後の異常なむくみや筋肉が強く引っ張られた痛みを予防できる可能性があります。

従って、私達は手術を受ける予定の方々に対して、坐骨神経の経路に沿って神経、血管、筋肉を前もって柔軟性を持たせるように心がけています。

 

4.骨折の予防

人工股関節手術中、または手術後に体重をかけた時に大腿骨側に骨折が起こることがあります。

これは、脚をかばい過ぎた結果大腿骨の骨密度が低下しすぎているのが主な原因です。

骨は体重をかけないと骨密度が低下してもろくなります。

その骨に人工股関節の一部であるステムを差し込む形になりますので、骨がもろい時に骨折を起こすのです。

この骨折は予防可能です。

それは、手術前の生活で手術側の脚にしっかりと体重をかけることです。

私達が深圧で痛みを軽減させてから悪い方の脚に体重をかけさせる『患側荷重法』を指導しているのは、筋力を落とさないという目的もあるのですが、骨密度を落とさないという目的もあって指導しているのです。

 

5.脱臼の予防

私達は脱臼を起こしにくい手術を行っている病院しか紹介していません。

現在、従来の脱臼を起こすことが比較的多い手術と、脱臼を起こしにくい手術の2つの方法で手術が行われいます。

従って、私達としては当然脱臼を起こしにくい手術を行っている病院だけを紹介するようにしています。

また、各病院の手術法については情報が入り次第スタッフ間で情報を共有するように心がけています。

 

 

以上のように、人工股関節手術による合併症は防ぐことも可能な面があります。

私達は力は小さいと思いますが、股関節専門として合併症の予防率をさらに向上させたいと考えています。

 

 

 

 

これとこれ、読んでくださいね!
私達が行っていることの本当の姿が理解できます。↓↓
    
  

🐸 変形性股関節症を怖がらないでね!🐸
いつもご愛読ありがとうございます😘
2022年、銀座に何かが起こる

コメントを投稿

画像の文字を「コード」に入力し、「コメントを送信する」ボタンを押してください。

*