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ことわざにみる健康法

 

今日はちょっと気分を変えて、健康に関することわざをご紹介したいと思います。

 

ことわざとは、

 

「世間に言い伝えられてきた、教訓・風刺などを短く表現した文句」

 

(学研『現代新国語辞典』より)

 

です。

 

いまわたしたちが見聞きすることわざは、様々な時代を経て生き残ってきたものですから、人間の生活に関する知恵と洞察にあふれています。

 

普遍性がある、ということでもあります。

 

内容的に正しい、正しくないということではなく、耳にすれば、

 

「なるほど」

 

と感じられる重みと含蓄があるのがことわざですね。

 

上記の定義の通り、風刺的なものもあれば、まさに教訓として活かすべきものもあります。

 

とりわけ、人間生活に密接しているという点で、やはり健康に関することわざはとてもたくさんあります。

 

そんな健康に関することわざをちょっとひろってみました。

 

☆★☆★☆★☆

 

正座は関節症のもと

 

これ、今では一般に広く認識されている教訓のように思われますが、実はことわざでもあるのです。

 

「正座は膝の関節を最大限曲げることになり、長く続けると膝の関節に対する負担が大きく、また、血行も悪くなる。特に年をとるほど膝関節に弊害が出てくるが、若い人でも肥満の場合は膝への負担が大きいので要注意である。」

(『暮らしの健康ことわざ辞典』(東京堂出版/西谷裕子 編) ※以下、同出典より

 

今では洋式生活が一般的にあり、椅子中心の生活になっていますので、正座をする機会も減ってきていると思いますが、正座が膝に良くないということも一般認識として定着してきているようにも思います。

 

実は、畳の上に座る和式生活(正座やあぐら)は、股関節にも負担になるのです。

 

先天的な原因である変形性股関節症が、欧米人よりも日本人にはるかに多いにもかかわらず、日本人は股関節に負担がかかりやすい和式生活を長年続けてきました。

 

単に和式生活を否定するつもりはありませんが、少なくとも、膝や股関節に痛み・病気を抱える方々に適した生活スタイル・環境であるとは言えません。

 

和式生活であれば、床に座る、また、立ち上がるという動作が必要になるため、股関節の関節可動域の広さと強い筋力が必要とされることになります。

 

そのため、股関節周辺の筋力が弱かったり、そもそも関節の動きが悪い・硬い人にとっては、相当な負担が股関節にかかってしまうことにもなるのです。

 

ましてや、転倒する危険性もあるため、そうした危険性は可能な限り避けるように生活していくことが望ましいと言えます。

 

和式生活、正座は、畳を含めて日本の伝統的な生活習慣でもあり、それ自体を否定するものではありませんが、こういうことわざとして存在しているくらいですから、その効用は広く認められるものなのでしょう。

 

そういえば、戦国武将・織田信長は、当時の宣教師より贈呈された椅子をえらく気に入り、使用していたことは知られていますが、もしかしたら、信長は椅子の効用にいち早く気づいていたのかもしれませんね!

 

いや、単に新し物好き、権力誇示が理由だったかもしれませんが(笑

 

頭寒足熱

 

頭部を冷やし、足をあたためるのが健康によいという古来からの健康法のひとつです。

 

頭を冷やすという点は、身体的な健康だけでなく、何事にも“冷静”に対処するという点で精神的な意味での教訓にもなりますね。

 

同病相憐れむ

 

同じ病気の者どうしは、互いに相手の苦しみがよくわかるから同情し合うということで、同じような境遇や立場にある者には同情の念があついということの喩えです。

 

病気であれ何であれ、本当のところは実際に経験した人でなければわかりませんので、このことわざの言う通りではあるのですが、実際に経験していなくとも、人間には「共感」できる能力が備わっています。

 

「同情(同感)」でなくとも、人は「共感」によって人間関係をより良くしていくことができるものです。

 

松本深圧院では、この「共感」を通じて皆さまの痛みの除去に尽力しています!

 

早食いすると早死にする

 

早食いすると、よくかまないうちに飲みこむことになり、唾液に含まれる消化に必要なプチアリンなどの酵素の働きが不十分で、胃腸の負担になって体によくないことを言ったものです。

 

早食いは肥満を招き、生活習慣病の一因にもなるとも言われていますし、ダイエットの観点からもこの認識に異を唱える人はあまりいないでしょう。

 

一方で、「早飯早糞早算用」(はやめしはやぐそはやざんよう)なんていうことわざがあるのですが、これは食事・用便・計算が早くできることは、昔の奉公人や職人などの必須条件であるという意味のようです。

 

そういえば、ある大手企業では、入社試験において、早食いであるかどうかを合否判定の一つとしており、実際に採用試験時に食事の時間を測っていたそうです。

 

今はもうそんなことはしていないようですが、その会社の経営者=創業者はカリスマ的で仕事の鬼みたいな方ですし、早食いはその方にとっての「仕事ができる条件」の一つなのかもしれませんね。

 

(仕事ができるかどうかは別として)実はわたしも早食いの方なのですが(笑)、やはり体にいいとは思えませんし、気をつけたいものです。

 

病上手に死に下手

 

病気になるのはうまいが死ぬのはへただということで、よく病気にかかる人は、自分の身体に気を使うから、かえって丈夫な人より長生きすることが多いということの喩えです。

 

変形性股関節症は命にかかわる病気ではありませんが、わたし自身、おかげで自分の身体に随分と気を使うようになりました。

 

マイナスなことばかりではありません、よかったことも多々あるのです。

 

よういちから養生

 

体が健康なうちからいたわるのが最良の健康法であるということで、前もって用心すればよい結果を生むという喩えです。

 

何事も備えが必要、「備えあれば憂いなし」です。

 

これは会社経営についてもまさに当てはまりますし、常に肝に銘じるべき言葉です。

 

病治りて医師忘る

 

病気が治ると世話になった医者のことを忘れてしまうように、困難なことが過ぎると、頼りにしていた人のありがたさを忘れてしまうものだということを言ったものです。

 

深圧によって痛みがなくなり、状態が良くなって通院する必要がなくなっても、ぜひ時々お便りください!

 

今日ご紹介したことわざはほんの一部であり、割と馴染みやすいものばかりでしたが、他にもっと風刺的で特徴的な健康に関することわざがたくさんあります。

 

機を見てまたとりあげてみたい思います。

 

 

2018年8月10日

 

伊豆グランパル公園のイルミネーション グランイルミ(夏イルミ)

 

 

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