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股関節シンポジウムと股関節センター

 

2018年6月17日、日曜の午後、

 

銀座にて100名の方々にご出席いただき、

 

股関節シンポジウムを開催しました。

 

ご出席いただきました皆さまに、あらためて御礼申し上げます。

 

 

テーマは変形性股関節症に対する理想の診療法』

 

シンポジウム形式にはしたものの、メインは基調講演。

 

最初に松本総院長より

 

松本深圧院が考える理想の診療法

 

について講演。

 

 

 

次に、

 

整形外科医が考える理想の診療法

 

について、今回のゲストでもある石井研史先生(さいたま赤十字病院 整形外科医師/医療社会事業部長)よりお話しをいただきました。

 

 

 

その後、

 

患者が考える理想の診療法について

 

ご参加いただいた方々より様々なご意見を頂戴しました。

 

 

 

現在、または過去に股関節痛(変形性股関節症)に苦しんでこられた方々が殆どですので、皆さまの表情、眼差しは真剣そのもの。

 

病院にて(変形性股関節症と診断されて)将来に対して悲観的なことを言われ、悩み途方に暮れている方。

 

手術をしようかどうか迷っている方。

 

手術をすることを決めたが、不安でたまらない方。

 

手術によって、または、深圧によって良好な経過をたどっている方。

 

それぞれ立場は異なりますが、皆さま、今後の人生においてよりよいQOL(生活の質)を実現していくための学び、気づきを得ようという姿勢が強く感じられました。

 

 

患者さんたちの声としては、その場でのご意見やアンケートでのコメントをみる限り、医療に対する批判的な声が少なくありませんでした。

 

やはり、この病気は「進行性」であること、骨の状態も痛みも「悪化の一途を辿る」というこれまでの“常識”(松本深圧院にとっては“非常識”)を通告され、将来に対する不安をあおられることへの不満や悲しみが根底にあるようです。

 

説明不足(納得できない)、一方的、悲観的、手術しかないと強要される・・・

 

ですが、石井先生のような患者さんに寄り添った素晴らしい医師(整形外科医)がいることに希望を見出された方もいらっしゃいました。

 

わたしとしても、究極的にはやはり「人」なのだということをあらためて感じさせられました。

 

どのような医師に巡り会うによってその後の人生が変わることを痛感された方もいらっしゃったのではないでしょうか。

 

 

わたしたち松本深圧院は、手術療法を否定するものでもなければ、深圧のような保存療法を万能と考えているわけでもありません。

 

一番大事なことは、患者さん本人がどうしたいのか?に寄り添うこと。

 

いま現在の苦しい痛みからとにかく解放されたいという切実な願いに対して、その方がおくられている生活を考慮しながら、どのような選択肢があるのかをしっかりと見極めて説明した上で、本人が納得して最良な選択ができるようにアドバイスをしていくこと。

 

病院ではどうしてもレントゲン診療が主になってしまい、骨や関節の状態についての所見はあっても痛みそのものには向きあってくれない(痛みの原因を診断してくれない)ため、手術を勧められても容易に受け入れられないという方も少なくありません。

 

松本深圧院では、実際に股関節周りの筋肉を触診することによって、痛みがどこから発生しているのかを探ります。

 

炎症性の痛みなのか?

 

それとも筋肉の病気なのか?

 

そこが見極められれば、また、発症からこれまでの経過を詳しく問診することによって(必要に応じてレントゲンもみます)、その後に取りうる道が見えてきます。

 

それによって、手術によって痛みがすぐになくなる可能性があることや、病気の筋肉を治すことによって痛みがおさまる可能性があることもある程度判断できるのです。

 

石井先生のように、病院でもブロック検査を行って痛みの原因を見極めてから手術の要否を判断される医師もいらっしゃいます。

 

いずれにしても、痛みの原因を明らかにした上で、取りうる治療法を提示し、最終的には患者さん自身が納得して選択する。

 

無用な不安を煽ることなく、できる限りいまの生活を維持しながら(ときには一時治療に専念しながら)痛みを取り除いていけるようにサポートをしていく。

 

このようなサポートを医療機関と協力しておこなっていくことができればよいのですが、松本深圧院は医療機関ではありませんので、表立って(医療機関と)協力体制を敷くことができません。

 

わたしたちがやっていることは、医療的観点からすると、補完代替医療と言ってよいと思います。

 

※ご参考まで:過去ブログ→深圧と統合医療

 

ですが、患者さんからしてみれば、形が医療だろうが代替医療だろうが、最終的に求めているところは同じです。

 

だからこそ、様々な選択肢の中からその患者さんにとって最適な治療やアドバイスを受けることができる一つの“統合的”な場を提供することができたら、こんなに素晴らしいことはないでしょう。

 

医師もいる、深圧施術師もいる、PT(理学療法士)もいる、柔整師や鍼灸師もいる、靴や歩き方の専門家もいる、心のケアをする人もいる・・・

 

変形性股関節症患者でもあるわたし自身、心からそう願っています。

 

 

松本深圧院が設立を目指している〔総合股関節センター〕

 

ここは、患者さんにとっての理想の診療法を叶える場にしたい。

 

今回の股関節シンポジウムの開催を通じて、実現への思いがあらためて強くなりました。

 

 

2018年6月24日

 

 

 

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  1. ume より:

    参加したいと思っていたのですが予定が事前入っており残念でした。とは言っても今の私は股関節
    に関して悩みがそれほど無いので必要なかったかもしれません(笑)あの時、松本先生に出会っていなかったら今の私の生活は考えられません。股関節に不安が無いというのは患者にとって将来に不安がないとも言い切れます。子供の頃から股関節に関して良いことなど1つも言われなかった。何をするのも脚が悪いからと言われ、、、本当に良い先生を含めての出会いは大切ですね。これからも応援しています!

    • 小菅哲郎 より:

      umeさん、コメントありがとうございます。
      おっしゃる通りです。私も松本先生と出会っていなかったら、きっと人工股関節にしていたでしょうし、この事業を一緒に手掛けることもなかったでしょう。
      これからも、深圧に出会えて本当によかったと言ってもらえるようにみんなで頑張っていきます!
      今後ともよろしくお願い致します。