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変形性股関節関症と歩数

 

今日は歩数についてです。

 

皆さんの一日の歩数はどれくらいでしょうか?

 

最近はスマホでも歩数を簡単に測定することができますので、自分の一日の歩数をチェックされている方も少なくないと思います。

 

わたしがスマホとして利用しているiPhoneには、歩数を測定してくれるアプリが標準装備されています。

 

以前は殆ど活用していなかったのですが、昨年から日々の歩数をチェックするようになりました。

 

スマホを最初に使い始めたときからの記録が履歴として残っていますので、もし同様のアプリがセットされている方はチェックしてみてはいかがでしょうか?

 

ちなみに、これで測定する歩数がどこまで正確なのか?気になるところではありますが、以前にネットで調べたところ、iPhoneが測定する歩数はかなり信頼できるという情報がありました。

 

自分でも「ある時間に歩いた歩数」を測定してみたのですが、たしか30歩前後くらいの誤差でしたので、ほぼ正確性は担保できると思います。

 

もちろん、家の中など常にスマホを肌身離さず持ち歩いているわけではありませんし、一日の合計歩数としてはざっくりとした数値に過ぎません。

 

ご参考まで、厚生労働省が取り組んでいる「健康日本21」というプロジェクト(国民健康づくり運動)があるのですが、そこからの情報によると、日本人の一日の平均歩数は以下の通り。

 

男性7,841歩/女性6,883歩(20歳〜64歳)

 

男性5,628歩/女性4,584歩(65歳以上)

 

※平成22年度データ

 

ちなみに、同取り組みでは平成34年度までの歩行数の目標を、

 

男性9,000歩/女性8,500歩(20歳〜64歳)

 

男性7,000歩/女性6,000歩(65歳以上)

 

としています。

 

わたし自身の平均歩数をみると、当然ながらその日の行動予定によって異なりますが、平日の仕事日では4,000~5,000歩程度であり、上記平均を下回っていました。

 

長距離通勤をしていても大半の時間は電車に乗っていますし、銀座オフィスも自宅も最寄り駅からは5分程度しかかかりません。

 

仕事はほぼデスクワークなので、オフィスにいるときは殆ど動かないですし・・・

 

ということで、あまり歩いていない日には、仕事帰りにオフィスから駅へと向かう帰路や下車駅から自宅までの道を少し遠回りするなどしてできるだけ歩くようにしています。

 

それでも6,500~7,000歩程度です。

 

一方で、休みの日はワンコの散歩やウォーキングとして“歩く”ことを心がけています。

 

歩くのは股関節のリハビリ(筋力・持久力向上)が目的でもあるのですが、週末の歩数は10,000歩強。

 

歩くことだけで十分なトレーニングになりますので、それ以外のことは特にしていません。

 

 

ところで、松本深圧院では、痛みがあるときの運動(痛みのある部位を使う運動)は控えましょう、筋トレするなら痛みがなくなってから!とアドバイスしています。

 

推奨するトレーニングの一つが、(痛い方の脚にあえて体重をかける)患側荷重法です。

 

患側荷重法の基本的な考え方は、股関節痛が改善したら、筋肉の働きが向上して股関節への衝撃吸収力も向上するので、患側に体重をかけるようにする、というものです。

 

患側に体重をかけると、軟骨にはスポンジ効果が働き、骨には再生力が働くことによって股関節の修復力が向上するというわけです。

 

この患側荷重法もそうですが、歩く行為は、しっかりと地に足をつける(体重をかける)ことがポイントです。

 

ただし、痛みがあるうちは無理をしないことが大切です。

 

何かとついやり過ぎてしまうという方も少なくないとは思いますが、すべては自分の身体と相談しながら、痛み・無理のない範囲でやってみることが大切ですので、そこは気をつけましょう。

 

<参考>

☞ 変形性股関節症患者のプールでのリハビリ

 

 

参考データとして日本人の平均歩数データを記しましたが、わたしと同様に股関節障害を抱えている方々の中には、そもそも他人の歩数と比較したり目標とすることに無理がある方もいらっしゃいます。

 

そういう方にとっては、歩数はあくまで自分の状況を客観的に視るためのデータとして活用すればよいと思います。

 

その時々の自分の身体にとって適切な目標や基準を設ける。

 

“昨日の自分”が基準にもなるのですからね。

 

わたし自身、股関節の状態がよくなっていくに比例して、歩ける距離が長くなっていきました。

 

「以前はこれくらいしか歩けなかったのに、いまはここまで歩ける!」という実感。

 

それが自信にもつながりました。

 

ちなみに、先日久しぶりに会った親戚たちと一緒に遊園地へ行った際、わたしが長い時間歩いているのをみて「随分と歩けるようになったんだね~」と驚いていました(笑

 

 

最後に、わたしにとっては今では歩くことは(リハビリ目的以上に)楽しむためでもあります。

 

都心近郊ながら山に囲まれた“田舎”に住む者として、歩きながらその緑豊かな自然に触れる生活をとことん楽しんでいます。

 

歩数は自分の行動範囲や股関節の持久力を把握するための参考データとして活用しつつ、いつまでも“歩くこと”を楽しんでいきたいと思っています。

 

 

2019年5月26日

 

横須賀港(写真中央下の白い船はYOKOSUKA軍港めぐりの遊覧船)

 

 

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