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変形性股関節症 脚長差と補高靴

 

 

今日は変形性股関節患者としての生活記です。

 

手術によって生じた脚長差

 

わたしはいま補高靴を履いています。

 

それは、20歳のときに受けた手術(=臼蓋回転骨切術)後に脚長差が生じてしまったからです。

 

おおよそですが、患足が3センチから4センチほど短くなってしまいました。

 

退院後、しばらくは杖を常用していたので、その頃はあまり意識していなかったのですが、その後、杖なしでも歩けるほどまでに回復した頃に脚長差を感じるようになりました。

 

それを執刀医に問うと、「確かに多少の脚長差は生じてしまったかもしれないが、まだ筋力が十分に回復していないことが(脚長差を感じる)大きな原因」であり、「(これくらいの差であれば)筋力がつけばほぼ問題ない」とのことでした。

 

そして、「そうか、それなら徹底的に筋トレして早く筋力を回復させよう!」と思い、ハードなトレーニングの日々が始まりました。

 

もともとスポーツをしていたこともあり、運動や筋トレは大好きでしたので、トレーニング自体は全く苦にならず、自宅とジムでのリハビリに励みました。

 

散歩から徐々にランニングもできるようになり、そして、50メートル程であればほぼ全力疾走できるほどにまで回復。

 

それでもやはり脚長差の感覚は解消せず・・・

 

大学を卒業して社会人となり、都心の会社への地獄の電車通勤が始まりました。

 

満員電車で立っている時間が長くなり、そのときにあらためて脚長差を強く実感するとともに、腰痛がひどくなっていきました。

 

極端に言うと、右足が地についておらず、浮いているような感覚です。

 

しばらく立っていると、腰の左側あたりが痛くなります。

 

足の筋力自体はそこそこ回復しているのに、なぜこんなに脚長差を感じるのだろう?

 

そんなことを感じつつも、日々の仕事に没頭し、腰痛も耐えられないものではないし、無理をして疲労がたまっても(若さゆえか)休息をとればすぐに回復していたので、それほど大きな問題ともとらえずにそのままの生活を続けていました。

 

 

初めての補高靴

 

その後、患足股関節の状態が悪化して、本格的に深圧治療を受け始めた頃に、この脚長差についても何とかしようと思い、患者仲間からの紹介によって知った、靴や歩き方を専門としている理学療法士の先生に診てもらいました。

 

立っている状態でひざ下を写真に撮り、解析してもらうと、健側の左脚内側の踝(くるぶし)から下が完全に内側に傾いており、左足裏も偏平足気味になっていました。

 

とにかく、健側の左足全体に過度な負担がかかっていました。

 

その先生からは、こんな(脚長差のある)状態での生活を続けていては、(足の問題だけでなく)腰から背中の歪みを引き起こし、身体全体のバランスも崩すので、靴を補高した方がよいとアドバイスされました。

 

そして、あらためて脚長差を測定し、また歩行状態もよく観察いただいて、足の状態に合ったオリジナルの補高靴を作っていただきました。

 

慣れるまでは違和感がありましたが、その後は自分の人生にとって欠かせない必需品となった補高靴。

 

現在は、同様に脚長差を踏まえて自分にあった靴を作成してくれる靴の専門店を横浜の元町にみつけ、そこで作った靴を愛用しています。

 

靴の研究では先進国のドイツの靴を主に扱っている靴屋さんで、モノは非常に良いですが、その分値段も張ります。

 

わたしの場合は、補高するので更にコストがかさみますが、やはり靴は大事ですし、自分の人生に価値をもたらすものでもあるので、ここにはお金をかけることにしています。

 

補高靴のおかげで、何よりも腰痛が緩和されました。

 

立っているときの腰への負担はかなり軽減されました。

 

ただ、補高の高さを決めるのはなかなか難しいです。

 

例えば、脚長差が3センチあるからといって、単純に3センチ補高すればよいかどうかは人によっと異なるでしょうし、あくまで試してみて自分がフィットする(立った時に両足がしっかりと地についてしっくりくる)高さに設定するのがよいと思います。

 

わたしの場合は、当初は2センチ程度の補高をし、それで長らくフィットしていたのですが、数年前から立っている状態のときに少しまた右足がしっかりと地についていないような感覚がでていました。

 

深圧でもアドバイスを受けて実施してきた「患側荷重法」をおこなってきた効果により、歩行時に右足にしっかりと荷重をかけられるようになったせいか、立っている時に右足にかかる体重が、左足側に比べて十分でないことをあらためて感じるようになったからでもあるようです。

 

注)

「患側荷重法」とは、患側の脚にあえて体重をかける筋力トレーニングで、松本総院長が長年の治療経験から導き出した運動療法のひとつです。

ただし、股関節痛が改善してきて筋肉の衝撃吸収力が復活したあとの最終ステップのトレーニングですのでご留意ください。

 

 

そこで、靴自体の補高を少し高くしようと思い、まずはどれくらいの追加の補高が最適なのか、自分の感覚でしっかりと把握しようと思い、オリジナルでインソールを作成してみました。

 

自製のインソールがこれです。

 

 

コルクマットを購入し、それを自分の靴のサイズに合わせてくり抜き、つま先部分の方を削ったり、他のクッション性のある部材を使って踵部分の方に厚みを少し増したりして、試行錯誤しながら自分なりのインソールを作りました。

 

何度も作り直しながら、ようやく満足のいくものができました。

 

もともとあるインソールの下にこの自製インソールを敷いています。

 

重ねるとこんな感じになります。

 

 

※汚い写真で失礼!

 

その後は、靴を新調する際にはこの高さに合わせて補高してもらっています。

 

現在履いている靴はこんな感じです。

 

 

 

やっぱり、自分の身体や健康に関することは、どんなことであっても自分で試してみて、「自分に合う」と感じられることが一番ですね。

 

深圧療法も多く皆さんにとってそう感じてもらえるように在りたい。

 

それにしても、筋力さえつけば多少の脚長差など感じなくなる、という医師の言葉は一体なんだったのでしょうね(苦笑

 

 

2018年2月18日

 

横須賀市馬堀海岸

 

 

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  1. ume より:

    私も1センチ程のインソールを左に入れています。きちんと計ってもらって作成しようとも思ったのですが確かに何センチが一番最適なのかわからないままきてしまいました。少し私も自分で研究してみます!自宅ではクロックス風のスリッパをはいているのですがそれには特に何もしていません。気づくと右足だけで立っています。。部屋でも何か工夫されていますでしょうか?

    • 小菅哲郎 より:

      umeさん、コメントありがとうございます。
      私も同じく自宅では右脚だけスリッパを履いています(少し厚みのあるもの)。
      これについては市販のものをただ履いているだけでして、何も調整はしていません。
      行きつけの靴屋さんで、夏用の外履きサンダルも補高してもらって愛用していますが、夏の必需品です!