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変形性股関節症患者と優先席

 

身体的にハンディキャップを抱える人にとって、電車やバスなどの公共交通機関を利用して出かける際に気になること。

 

それは、座席を確保できるかどうか。

 

以前のブログで通勤に苦しんだわたし自身の経験について記しましたが、とりわけ股関節などの下肢機能障害を抱える方々にとっては、長く立ち続けることは困難・苦痛であるため、出かける際に座れるかどうかは切実な問題です。

 

過去のブログはこちら ☞ 変形性股関節症患者にとっての通勤事情

 

「そんな方々のために優先席があるではないか!」

 

といっても、通勤時間帯だと優先席も満席でほぼ座れません。

 

優先席を利用している人のほとんどは、見た目には健常者と思しき方々。。。

 

もちろん、健常者かどうかを見た目だけで判断することはできませんが、本当に必要な人たちが利用できているのかどうかは定かではありません。

 

以前、日常的に杖を使用していた頃は、一般席に空きがなければ優先席を利用することにあまりためらいはありませんでしたが、いまは杖を使わず、見た目はフツーの健常者なのでやっぱりちょっと抵抗がありますね。

 

もう何年も前の出来事ですが、今日はそんな優先席利用にまつわるわたしの面白体験を少々。

 

神奈川県横須賀市のわたしの自宅から銀サロ(→松本深圧院ル・サロン銀座の略称です)までは電車で1時間30分近くかかります。

 

いまでも電車で立ちっ放しの状態は耐え難く、ましてや1時間以上立って通うことはできませんので、朝は都心へ向かう特急の増結車両がある始発駅で並び、必ず座っていくようにしています。

 

そんな待ち(並び)時間も含めると、朝は自宅からはドア・ツー・ドアで2時間近くかかります(苦笑

 

それは前置きとして・・・

 

ある日の夜、銀サロからの帰路、都営浅草線・宝町駅から横須賀方面へ向かう特急電車に乗り込んだところ、一般席には空きがなく、優先席のみが空いていたので座りました。

 

今でもやはり優先席に座るにはちょっと勇気がいるのですが、帰路も長旅ですので、そこしか空いていなければ座ってしまいます。

 

さて、何駅が過ぎたところで、わたしの前に人が立っていたようですが、わたしは下を向いて読書に集中していたためか、気づきませんでした。

 

すると、別のところに立っていたラフな感じのおじさんが突然、「ちょっと兄ちゃん、前に杖ついてる人が立ってるんだから譲ってあげなよ」と声をかけてきたので、パッと見上げたところ、確かに杖をもった中年男性が立っているではないか!?

 

慌てて立ち上がって席を譲ろうとすると、その方が持っていたのは杖ではなく、

 

何とゴルフクラブ!!!

 

ドライバーを一本だけ持って立ってました(笑

 

その人も慌てて「いやっ、これは杖ではありません!別に(譲っていただかなくても)大丈夫です」と言ってそのゴルフクラブを慌てて網棚に置いていました。

 

わたしに席を譲るように声をかけてきたおじさんも「なんだー、杖じゃねえのか」とか言いながら苦笑いしてましたが、わたしもホッとすると同時に、見た目は健常者とは変わらないので、そういう目で見られるんだろうな、やっぱり・・・と痛感、そこに座っていることが少々辛くなりました。

 

それにしても「兄ちゃん」って・・・

 

嬉しいような、嬉しくないような・・・ ^^;)

 

本当はもういい年したオッサンなんですけど・・・

 

見た目だけでなく?内面も若々しくありたいものです!

 

お粗末様でした。

 

 

2022年5月24日

 

清々しい緑、新緑の季節!

 

 

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