股関節患者の膝痛
日本国内で膝痛(変形性膝関節症など)に悩んでいる人は約3,000万人と推定されており、人口の約4人に1人に相当します。
特に60代・70代では2人に1人が痛みを抱え、40代でも約4割が自覚症状を持っている、まさに国民的な慢性疾患です。
わたし自身、もう10年近く前のことですが、左脚の膝をひどく痛めてしまったことがありました。
左脚は健側です。
ある日突然、左膝に激痛が走りました。
「ついに膝にきてしまったか!?」
何かをしたというわけではなく、家の中を歩いていたときに急に激痛に襲われました。
取り敢えず、患部には熱もなかったので、自分でマッサージをしたりお風呂に入ったりしているうちに激痛は和らいでいったのですが、それ以来しばらく痛みが続くことになってしまいました。
初めて膝のサポーターも購入しました。
歩けないことはないし、見た目は普通に過ごしていましたが、左膝に痛みを抱えてかばいながらの生活でした。
これまで何十年も股関節疾患のある右脚を支えるため、散々負担をかけ続けてきたせいか、ついに健側である左脚が悲鳴をあげてしまったのか?
術後の脚長差発症(右脚が短くなってしまった)から約10年間は、何ら補高もしていなかったのでまさに左脚に重心が偏った生活。
補高靴を履くようになってようやく身体のバランスがとれるようになったとはいえ、長年の習慣で無意識に重心が左側偏重になっていました。
セルフケアも右脚(股関節)が中心でしたので、患側である左脚のケアはどうしてもおざなりになっていました。
右股関節周辺の筋肉の“地力”がついてきた一方で、左脚は何もしなくても大丈夫という慢心に陥っていたかもしれません。
とにもかくにも、セルフマッサージや温湿布で様子を見つつ、時間が経てば痛みも取れるだろうと思っていましたが、痛みは一向にひきません。
そこで、深圧の先生にお願いしてを施術を受けたところ、痛みの原因は膝の主に内側にあることがわかりました。
ひざの内側の痛みは、大きなケガの直後でない限り鵞足(がそく)に関連する筋肉が原因のことが多いとのこと。
↓このあたりです。

このあたりを中心に、内転筋、ハムストリングス(大腿ニ頭筋、半腱様筋、半膜様筋の総称)全体をガッツリ深圧でほぐしてもらいました。
内転筋には長内転筋、短内転筋、大内転筋、薄筋、恥骨筋などがあり(まとめて内転筋群と呼ぶ)、しこりがあるところを中心に肘で深圧をしていきます。
内転筋の方は主に横向きで、ハムストリングスはうつぶせ状態で深圧を受けます。
受けてみてわかったのですが、“しこり”(筋硬結)になっている箇所が複数ありました。
筋硬結(きんこうけつ)とは、筋肉の過緊張により血行不良が起き、老廃物が蓄積してコリコリとした”しこり”になった状態でのことです。
いわゆる、筋肉の病気状態です。
しこりになっている箇所には指や肘がまっすぐに入りません。
圧されると痛いですが、そこをじっくりとほぐしてもらいました。
2回ほどガッツリ施術を受けたところ、かなり痛みが和らぎました。
その後、セルフケアとして椅子に座っているときにテニスボールを使ってのハムストリングスほぐしを継続しました。
原因がわかると希望が見えてきますし、何より痛みという不安が解消されることでとても安心しました。
松本総院長は、昔から「膝痛への対処は股関節痛に比べたら楽だし痛みも取りやすい」と言っていましたが、自分自身で膝痛を経験してみて、それを身をもって実感しました。
以来、時どき膝に違和感・軽度の痛みを感じることもありますが、そんなときは、膝の内側、内転筋、ハムストリングスあたりをらっこちゃん2号でマッサージするようにしています。
らっこちゃん2号は、とくに内転筋にはうってつけです!
※らっこちゃん紹介動画はこちら ☞ らっこちゃん
松本深圧院は、股関節痛(疾患)への対処を“強み”としていますので股関節専門をうたっていますが、股関節痛以外の痛みにも対応しています。
95%以上の来院患者さんの主訴は股関節関連ですが、膝痛や腰痛のかたもいらっしゃいますし、スポーツ選手に対するケアなどもしています。
スポーツ選手によくみられる膝の靭帯損傷、半月板損傷などの重症ならいざ知らず、一般の人が日常生活レベルで抱える程度の膝痛であればかなり効果はあるでしょう。
わたしのケースと同様に、内転筋群やハムストリングスに主な原因がある方であれば短期間で改善される可能性大です。
膝痛でお悩みの方もぜひお気軽にご相談ください!
2026年4月19日
ハナカイドウ(花海棠)

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