大腿四頭筋と大腿直筋
皆さん元気、ぼく元気。
どうも、デパート大好き松本です。
今日は高島屋が楽しみな群馬県の高崎市に来ています。
もう寄ってるし!
今回の記事は高崎から『大腿四頭筋』と『大腿直筋』の使い分けについて書いてみます。
🍓私の股関節ブログでは、『大腿直筋:だいたいちょっきん』という言葉が度々出てくると思います。
ところが、膝関節に関する記事では『大腿四頭筋:だいたいしとうきん』という言葉を使っていると思います。
実は、大腿直筋は大腿四頭筋の中の1つの筋肉名であり、ほぼほぼ同じ意味です。
大腿四頭筋とはももの前面にある
1、大腿直筋
2、中間広筋(ちょううかんこうきん)
3、外側広筋(がいそくこうきん)
4、内側広筋(ないそくこうきん)
この4つの筋肉群の総称です。
では、なぜ使い分けているのかというと、大腿直筋は股関節よりも上の骨盤から出発して、膝関節より下の脛骨(けいこつ)にくっついているので、股関節にも膝関節にも影響を及ぼす筋肉なのです。
股関節について書くときは、股関節に影響を及ぼす大腿直筋だけを取り上げて書きたいので大腿直筋と書いています。
大腿直筋の様に2つの関節にまたがり、2つの関節に影響を及ぼす筋肉を2関節筋と呼んでいます。
大腿四頭筋の4つの筋肉の中で、中間広筋、外側広筋、内側広筋は膝関節だけに影響を及ぼすので単関節筋と呼ばれ、膝関節に関する記事の時には大腿四頭筋という言葉を使っています。
下の図で、単関節筋である中間広筋、な外側広筋、内側広筋を探してみてください。
そして、2関節筋である大腿直筋を探してみてください。
中間広筋と大腿直筋はももの前側で重なって存在しています。
表層が大腿直筋、深層が中間広筋です。
ある患者さんでは、股関節に変形があり、鼠径部を痛がるので、股関節に関するお尻の筋肉群をほぐしても効果が無く股関節痛の改善に苦労しました。
そこで、大腿直筋をほぐして大腿直筋の独特なストレッチ法を行ってみたら、途端に股関節痛が改善され通院されなくなるというケースもありました。
一般的に、大腿四頭筋と言えば膝関節に関する筋肉と考えられますが、大腿直筋だけは股関節痛の原因になることがあるのです。
そんなわけで大腿直筋と大腿四頭筋を使い分けていることが多いのです。
🐸 変形性股関節症を怖がらないでね!🐸
いつもご愛読ありがとうございます😘
2022年、銀座に何かが起こる!
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