私たちは深圧という特殊技術で股関節を専門に施術しています

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股関節専門病院ではなかなか理解されない筋肉の病気のおはなし 2

みなさん元気、ぼく元気。

どうも、高校生活に異常なほど後悔が多い松本アオイハル正彦です。

そんなわけで、『あの頃君を追いかけた』とか『君の膵臓をたべたい』などの映画を見ながらひとり涙しています。 ここだけの話、気持ち悪いです!

自宅にいると、いろんなことができていいもんです。

これから取り組みたいと思っているのは、ある作家が作成している『石の財布』を実際に作ってみることです。

 こんな感じ

すでに、自宅近くの川原に行って石を拾い集めています。

必要な道具もほぼそろってきました。

オリジナルの構想もあります。

完成したら皆さんにもお見せしますね。 おしうりやめてくれ

 

残念ながら、今月の出張は中止になりましたので、今日は自宅で本を書いています。

 

 

 

🍓前回の記事に書いた滋賀医科大学の先生が書かれた『臨床医のための痛みのメカニズム』の68ページから69ページにかけて股関節痛の一種『筋筋膜症候群』によって筋肉内のしこりにできるトリガーポイント(発痛点)に対する治療法が3つ書かれています。

 

1、トリガーポイントに局所麻酔薬を注射する

2、筋肉の牽引

3、トリガーポイントの指圧

 

『2、筋肉の牽引』というのは、一般的に行われている筋肉のストレッチのことです。(間接ストレッチ法)

 

『1、トリガーポイントに局所麻酔薬を注射する』は医師にしかできない治療法です。

現在ではトリガーポイント注射と呼ばれる治療法ですね。

 

従って、「変形性股関節症による股関節痛への治療法は手術しかない。」という説明は嘘です。

他に股関節の関節包内に対する注射法もありますね。

ヒアルロン酸とかステロイドの注射ですね。

35年ほど前、私が勤務していた整形外科病院の院長先生(整形外科医)は、トリガーポイント注射も関節内ステロイド注射も行っていました。

その院長先生は、患者さんに注射をするために、左手に持ったレントゲン写真を見ながら問診と右手での触診を繰り返し注射を行うポイントを決めていました。

評判が良く無茶苦茶混んでいる病院でしたので、非常に素早い診察時間で多くの患者さんに対応していました。

この先生は、椅子に座っていることがほとんど無く、いつも動いていた印象があります。

既に、40年前にはそのような整形外科医がいたのです。

 

話は戻りますが、この本は私が埼玉医科大学病院に勤務していた1994年頃に、あるリハビリテーション科の医師から頂いた本でした。

その先生は、スペイン語とポルトガル語をが好きな先生だったので、スタッフからは『アミーゴ』と呼ばれていました。

そのアミーゴ先生がブラジルへ留学することになって、その時に頂いた本でした。

ここではアミーゴの話は詳しく説明しませんが、既に30年ほど前にこのような本があって、実際にリハビリテーション科の医師が読んでいたのですよ。

そして、その頃には筋肉の病気について書かれていた本が既に存在していたのですね。

 

 

私達が行っている深圧は3、に含まれます。(直接ストレッチ法)

私は医師ではないので、2、と3、を行っているのです。

現在では『筋膜リリース』と呼ばれる方法も3、に含まれるでしょう。

 

医師は法律上どのような治療法を行ってもいいんですよ。

オールマイティーなんですね。

従って、医師は法律上では1、だけでなく2、3、も行う事はできるし、鍼灸だってできるのです。

 

 

 

 

この図のように、筋肉の一部にしこり(筋硬結:きんこうけつ)ができると筋肉は硬くなって筋肉の両端の距離が縮みます。
股関節周囲の22本の筋肉の両端は股関節をまたいでくっついていますので、その筋肉が縮むということは22本の筋肉が大腿骨を強烈に骨盤に向かって引き上げることになり、結果的として股関節の隙間を狭くしようとする作用が働きます。

 

この股関節の隙間を狭くしようとする作用は、股関節の軟骨に強い圧迫を加えるので、軟骨細胞が減ってしまう軟骨軟化症の原因となることが考えられます。
このように、股関節痛改善の為だけでなく股関節の軟骨の保護のためにも縮んでしまった筋肉はストレッチにて伸ばさなければならないのです。

筋肉が病気になって縮むことで股関節痛が出るのですから、股関節痛を改善するには筋肉をストレッチして伸ばして緩めればいいのです。

一方、筋トレとは筋肉を縮める動作の繰り返しによって筋力をつけようとする運動になります。
筋肉が筋筋膜症候群によって縮むことで股関節痛が出ている筋肉に対して、さらに筋肉を縮ませようとする筋トレを行う事は股関節痛を悪化させ、軟骨の細胞を減少させてしまう可能性が高まるのです。

 

筋トレを一生懸命行った結果、股関節痛は徐々に強くなり、筋肉が縮んで関節の動きが悪くなり軟骨の隙間は徐々に狭くなり、痛みの為に筋力も出にくくなり、変形性股関節症はまるで進行性の病気の様な経過をたどってしまうのです。

その結果が『変形性股関節症は進行性の病気です。』という誤った説明につながっているのです。

 

 

確かに20年ほど前までは筋トレが盛んに指導されていました。

この『20年ほど前まで』というのは私が持っているイメージですが、現在でも『筋トレが一番重要』と考えている医療従事者は多いし、そう信じている患者さんも多いですね。

でも、筋トレやらないとどうしても不安だという方もいるでしょう。

そういう方は、筋トレが自分の身体を調子よくしてくれるかどうかを考えてみて下さい。

何となく良い感じがあれば、筋トレの前に準備運動としてしっかり筋肉をほぐしてから筋トレしてみて下さい。

 

ひとり一人、身体も経過も違いますので、筋トレが全ての方に悪いわけでは無いのです。

是非、自分の身体と相談しながら判断してほしいと思います。

 

 

🐸 変形性股関節症を怖がらないでね!🐸
いつもご愛読ありがとうございます😘

2022年、銀座に何かが起こる

こちらも見てね。(HipTuber田山陽平)
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