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手術 身体にメスを入れることの是非

 

<お知らせ>

 

深圧体験会、今月は14日(木)13時より開催予定です。

 

まだ空きがありますので、どうぞお気軽にご参加お申込みください!

 

詳細はこちら ☞ 深圧体験会のご案内

 

 

☆★☆★☆★☆

 

 

今日は、わたしの手術体験から、及びわたしの大好きな野球を題材として取り上げながら、

 

「手術をする」ことの是非について、私見を述べてみたいと思います。

 

もちろん手術について専門家的に論じることなどはできませんし、あくまで個人的な体験に基づいた主観的意見に過ぎませんが、野球選手(投手)の肘の手術を例示しながら書いてみようと思います。

 

⇒今日は長くなりますので、ご興味のある方のみお読みいただければ幸いです!

 

 

 

 

手術志向のアメリカ

 

さて、野球に興味がない方でも、昨年よりアメリカ・メジャーリーグ(MLB)で活躍している大谷翔平選手のことをご存知の方も多いと思います。

 

ちなみに、わたしは野球が大好きでして、子供の頃は大の巨人ファンでしたが、大人になってからは、チームというよりプレイヤー個人に注目するようになりました。

 

今では、日本人選手を中心に、みるのはMLBばかり・・・というわけで、大谷選手の“二刀流”での活躍ぶりもほとんどみています。

 

その大谷選手、昨年の前半戦での投打にわたる活躍は期待以上の凄まじいものでしたね。

 

ですが、残念なことにその後に肘を痛めてしまい、シーズン終了直後には手術に踏み切りました。

 

一方で、同じMLBで数年前より活躍している田中将大選手。

 

田中選手も同じくルーキーイヤーに肘を痛めたものの(右肘内側側副靭帯の部分断裂)、手術はせずにPRP療法という保存療法での回復を目指す道を選択しました。

 

アメリカでは、肘の靭帯を痛めて手術を受けることが“一般的”になっており、田中選手のときも米メディアでは手術を勧める意見が多く出ていたことを覚えています。

 

ニュースで伝え聞いた話では、アメリカでは「プロで野球をするために」10代でも肘の手術をする選手もいるそうです。

 

この靭帯損傷による肘の痛みから逃れるには、通称「トミー・ジョン」といわれる靭帯の修復手術が必要とのことですが、この手術を受けると、復帰に1年~2年を要するので、本人にもチームにも大きな痛手となります。

 

田中選手の場合、チームドクターの診察を受けたところ、PRP療法と呼ばれる「患者の血液から血小板を多く含む血漿を採取し、患部に注射する治療」によって痛みの回復具合を見ていくことになりました。

 

ただし、この治療では、靭帯そのものは自然治癒しないようであり、また確実な効果を得られるかどうかも不明とのことで、状態が改善しない場合は手術に踏み切るようです。

 

田中選手はその後回復して現在に至るまで活躍をしているわけですが、もし手術をしていたら今頃どうなっていただろう?と考えたりもします。

 

手術に踏み切った同じMLBのダルビッシュ有選手は、手術後は(他の部位のケガなどもあってか)本来の姿には程遠い状態です。

 

手術をしたことによる結果評価を出すには時期尚早だとは思いますが、少々不安になってしまいます。

 

ちなみに、アメリカでは日本で言う変形性股関節症に対する治療としては手術が一般的であり、さっと入院・手術して、さっと退院し、後はとにもかくにもリハビリ・・・だそうです。

 

自由な国ですし、実際には多種多様な治療法(保存療法)が存在しているのでしょうが、やはり即手術という流れが一般的なようです。

 

 

手術をすることの意味

 

手術をすることの意味について、股関節の手術体験者のひとりとして語らせていただくと・・・

 

プロの世界で戦っているアスリートとしては、生きていくために自分が最善と思うことを決断するでしょうから、 痛みがひかずにプレーできない状態が続けば、治療の選択肢として当然ながら手術も視野に入ると思います。

 

一口に手術といいますが、「手術をする」=「身体にメスを入れる」ということです。

 

 

 

わたしが受けた「臼蓋回転骨切り術」という手術、非常に大きくメスを入れます。

 

今でも傷跡が立派に?残っています。

 

骨、関節包、靭帯からなる股関節の動きはとても複雑なのですが、その理由は、体重を支えながらも、いろいろな方向に動くからです。

 

そして、この股関節はそんな複雑さに耐えられるように22本の筋肉に支えられています。

 

この通り、股関節周辺には身体を支えるための重要な筋肉がたくさん集まっていますが、手術をすることによって、多くの筋肉を切ってしまうことになります。

 

わたしが受けた手術では、本手術のときに股関節を安定させるために入れた金属を取り除く手術(抜釘=ばってい)もしたため、1回の入院で計2回メスを入れたことになります。

 

手術の際には、筋膜を切開して筋肉をかき分けるように切り目を作っていくようですが、最後には、丹念に縫ってつなぐことになります。

 

さて、ちゃんとつなげば元通りになるのでしょうか?

 

元通りにはなりませんでした。

 

筋力は明らかに落ちました(術後の適正なリハビリ期間を経て、の話です)。

 

これは“切った”ことが原因だとわたしは思っています。

 

むろん、それによって日常生活が出来なくなったわけではありませんし、(当時は元の力の状態に戻らないことに苛立ちつつも)筋トレに励んでほぼ普通の日常生活と少々のスポーツをすることができるまでに回復したのですから、完全に元の筋肉の状態に戻らなくても大きな問題にはなりませんでした。

 

ましてや、わたしはスポーツ選手ではありませんし・・・

 

とはいえ、術後、日々歩けることの有難さをあれほど感じたことはなかった一方で、一歩一歩全ての歩行時に、身体の重みを股関節に実感するようになったので、日によって筋肉の状態をつぶさに感じ取れるようになりました。

 

だからこそ、筋肉・筋力に敏感にもなりましたし、メスを入れるのは恐ろしいことだと、後からジワジワと感じるようになったのです。

 

実際、いまでも硬くなりやすく(シコリ)、痛みが発症する場所は、まさに切開した始点のあたりの中臀筋なのです。

 

また、特に術後は、この切開した部分に沿ってずっと鈍痛がありました。

 

手術をしたころは、股関節(関節、骨)のことしか考えず、筋肉のことなど全く気にもしていませんでした。

 

手術をした後、自分が苦しんでみて初めて筋肉の大切さを痛感しました。

 

更に、深圧と出会って、筋肉の状態が股関節(のみならず人間の身体)にとっていかに重要であるかを知りました。

 

メスを入れることは怖い。

 

安易に手術をすることを決断した自分の教訓でもあります。

 

人間には誰しも自然治癒力が備わっていますので、表面的には回復します。

 

ですが、やはり元通りというわけにはいきません。

 

ましてや、わたしの場合、切る前は全く筋肉の痛みもなかったわけですから、切ったことにより痛みが生じるようになったとしか考えられません。

 

手術自体が人間の身体にケガを負わせる、と言っている整形外科の先生もいます。

 

野球選手を例に出したのは、わたしが知る限りにおいて、肘の手術を受けた(=メスを入れた)選手で、その後、一時的には復活しても、手術前の状態に戻った姿、長きに渡って活躍できた姿をあまり目にしていないからなのです。

 

元ロッテの大投手だった村田兆治さんのように、復活して大活躍した選手もいますが、元巨人の桑田さん、いまは日本でプレーしている松坂選手にしても、少なくとも術後には思った通りの活躍はできませんでした。

 

これについては全て調べたわけではありませんので、わたしの主観に負うところが大きいでしょう。

 

あるスポーツ紙のベテランライターは、

 

『「90%で成功する」「前よりもいい状態で戻れる」という話を聞いたことがあるが、どうしても違和感を感じてしまう。メスを入れることが、決していいこととは思えない。』

 

と言っていますが、同意です。

 

一方で、

 

『(手術に踏み切る選手が増えているのは)手術の高い成功率も背景にある。3月、スポーツ医学の専門誌が1986年から12年までにトミー・ジョン手術を受けた216人(メジャーリーガーのみ)のその後を調査したところ、83%がメジャーに復帰、97%が少なくともマイナーのマウンドに立ったと紹介していた。同誌によれば、手術前の2年と手術後の2年を比較した場合、手術後の方が、防御率が良くなっているそうである。』

 

という情報もあります。

 

(日本経済新聞Web刊・メジャーリポート2014/5/26より)

 

こういうデータを見ると、わたしの意見がいかに主観的なものであるかがわかりますが、わたしの視点は、安易に手術に踏み切るべきではないのではないか、という点にあります。

 

手術をすることのリスク(手術をしても元の‟良い”状態に戻れる可能性は低い)を承知した上で決断する。

 

つまり、元には完全には戻らないかもしれないけど、保存療法をしてきたが効果がないので止むを得ない、手術療法にかけてみるしか選択肢がない、という決断であれば、手術をすることにも肯定的です。

 

数年前に手術をし、復活への道を模索しながら今も頑張っている松坂選手は、一般論としつつ『長く投げたいならば、手術した方が僕はよいと思う。(ただし)いい状態に戻れるかどうかは別として』と話していました。

(同上より)

 

 

最後の手段としての手術

 

手術をするか否かの判断は、専門家のアドバイスに耳を傾けつつも、その人自身が決めるしかありません。

 

メスを入れることを軽々しく判断せず、手術は止むを得ない状況に陥った際の最後の手段にとっておく。

 

これがわたしのスタンスです。

 

わたし自身は、もう一生手術をせずに人生を全うしたいですし、できると信じています。

 

ただし、万が一のことがあった場合には、その時に初めて手術(=人工股関節)という選択肢を検討すればいいと思っています。

 

変形性股関節症の症状は人によって様々ですし、手術をすべきか否かを簡単に決めることはできないと思います。

 

変形性股関節症の手術と、野球選手の肘の手術を同列に論じること自体ナンセンスかもしれませんが、一度は保存療法を選択した大谷選手への手術論争をきっかけに、メスを入れることの重要性をあらためて考えさせられたこともあり、敢えて例として取り上げてみました。

 

またダルビッシュ選手のあの豪快なピッチングをみたいですし、大谷選手にも今年は打者として、そして来年には再び投手と野手の二刀流で活躍してほしいと願っています。

 

それにしても、自分の身体にメスを入れる、切開するって、やっぱりすごいことだと思います。

 

「元の状態に戻る」と安易に信じ込んで、医師の勧めに応じてすぐに手術を決断してしまったことへの自戒があるからこそ、余計にそう思うのでしょう。

 

松本深圧院のスタンスとしては、手術を否定するものではありませんし、あくまで本人の意志を尊重し、手術を決断された方にはそれに向けて適切な施術やアドバイスをしていくというものです。

 

個人的には、手術をするのであれば、「メスを入れる」こと自体のリスク、(起こりうる)結果について、きちんと納得した上で決断すべきと思います。

 

それにしても、ダルビッシュ選手にしても、大谷選手にしても、深圧を受ければ(手術をせずに)痛みが取れたのではないか?なんて思ったりもしてしまいます(笑)

 

 

2019年3月3日

 

田浦・梅の里より東京湾を望む

 

 

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