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股関節の骨棘は悪いもの?

 

田山先生のYouTube動画、とても好評をいただいております。

 

チャンネル登録者数も3,000人を突破しました!

 

とはいえ、これでもチャンネル登録されている方々はまだ一部でして、実際にご覧になっている方々はかなりの数に上ります。

 

チャンネル登録をすると、動画を更新した際に通知が届くようになりますので、ぜひ登録をお願い致します。

 

動画一覧はこちら ☞ 田山先生のYouTube動画

 

 

さて、これまでアップされた田山先生のYouTube動画の中に、正しいレントゲン写真の見方について説明したものがあります。

 

その中で、骨棘(こつきょく)について説明した回がこちらです↓

 

 

 

まだご覧になっていない方はぜひご覧ください。

 

骨棘とは、読んで字のごとく骨の“棘(とげ)”のことですが、この動画内でも言及されている通り、悪さをして痛みを出す原因にもなっていると説明する医師も少なくありません。

 

ですが、実際には人間の自然治癒力によって骨が(良くなろうと)修復力を発揮した結果であり、痛みの原因になるものではありません。

 

田山先生いわく、「骨棘は仲間!」です(笑)

 

それくらい、(悪さをするというより)むしろ身体にとっていいこととしてとらえることができるのです。

 

それを、一方向からのレントゲン写真だけをみて、まるで「棘」のように見えることだけを取り上げ、かつ、痛みの原因にまでしてしまうことが問題だと思います。

 

ちなみに、一方向からのレントゲン写真をみると「棘」のようかもしれませんが、実際には(骨頭全体を)丸く囲うように形成されています。

 

したがって、一面の写真だけをみて「棘」ということ自体に問題がありますし、「棘」と命名されたことに違和感がありますね。

 

それはさておき・・・わたしの股関節にも骨棘があります。

 

↓わたしの患側股関節のレントゲン写真です。

 

 

少々ぼやけてみにくいかもしれませんが、赤丸で囲んだあたりです。

 

外側だけでなく、内側の方にもそれ以前にはなかった突起のようなものがありますが、これも同じく骨棘だと思われます。

 

わたしはRAO(臼蓋回転骨切り術)を受けていますので、大腿骨頭を支える屋根の部分は継ぎ足されて(正確に言うと、えぐりだされて)います。

 

注)最近では臼蓋(きゅうがい)という言葉は使われなくなり、代わりに寛骨臼(かんこつきゅう)と言われるようになっているそうです。

 

ですが、術後はこのレントゲン写真に見えるほどの“屋根”はありませんでした。

 

それが、術後しばらく経った後に痛みが出だし、軟骨が減り、骨が変形し始めました。

 

深圧でいう、炎症前期(=骨の修復期)です。

 

悪化症状が出だした初めの頃、痛みよりも先に可動域が悪化し始めました。

 

それは、この骨棘が形成されていった頃であろうと推測されます。

 

このレントゲン写真をみると、大腿骨頭が少々つぶれたような形になっていますが、元々多少いびつではありましたがもっと丸みを帯びていました。

 

それが、軟骨が減り、大腿骨頭が変形していわば「扁平化」して(広がって)いったのですが、それに合わせて骨棘が形成されていったようでした。

 

骨が自力で支える「屋根」を継ぎ足してくれた!

 

それ以外に理由が見あたりませんし、むやみやたらに形成されていったとは考えられません。

 

意味なく「棘」が形成されたわけではなく、足りないものを補う機能が働いた結果だと考えられるのです。

 

たしかに、可動域が悪化してしまったのは、この骨棘が原因であると思います。

 

可動域が悪化=屈曲が悪くなったせいで、靴下は履きずらくなり、爪切りするのも一苦労です。

 

一方で、骨棘のおかげで股関節、骨は安定し、以降まったく骨に変化はみられません。

 

また、わたしの痛みの原因は筋肉(筋・筋膜痛症候群)にありましたので、深圧による筋肉への治療に徹底的に取り組んだ結果、痛みはなくなり、現在はとても良好な状態にあります。

 

骨棘は痛みとは何ら関係ありませんでした。

 

ですが、整形外科診断によると、このレントゲン写真の状態は完全なる「末期」となります。

 

すぐにでも手術(=人工股関節へ置換)すべき、となります。

 

もちろん、本人は痛みもなく快適な生活ができているわけですので、手術などするつもりはありませんが、医師による診断・症状説明と実際の自分の状態は正反対です。

 

どちらが正しいのでしょうか?

 

医師になんと言われようと、自分の現在の状態こそが真実です。

 

わたしの中では、可動域が狭まったことで多少生活に難が出ていても、痛みなく生活できていることが一番です。

 

前述の通り、骨棘はむしろ関節・骨を安定化させてくれているのだと思えば、感謝したいくらいです。

 

医師などの専門家の言うことが全て正しいとは限りません。

 

もちろん、わたしたちが言っていることも全て正しいとは思っていません。

 

わたし個人としては、自分自身が深圧コンセプトの“証”だと思っていますので、自分の体験に照らし合わせながら語っています。

 

松本深圧院での考え方、深圧のコンセプトは、実際に数多くの患者さんの症例をつぶさに見てきた結果にもとづいています。

 

医学、科学的知識を学びの下地としつつ、実際の症例を「正」としてとらえてきました。

 

この骨棘ひとつをとってみても、医療現場での診断・見立てとわたしたちがこれまで診てきた実例とでは食い違いがあるのです。

 

このような食い違いに惑わされないために、何が正しいのか?、主体的に真実を知る努力が必要です。

 

正しいレントゲン写真の見方を知るだけでも、間違った方向へ進んでしまうリスクを避けることにもつながりますからね。

 

わたしたちの考え、やっていることは、そのための力になれると信じています。

 

松本深圧院では、これからも長年培ってきた実際の患者さんたちの症例・事実にもとづいた、できる限り正しい情報(実利のある情報)を発信していく所存です。

 

 

※都合により来週はブログお休みします。次回更新日は5/12の予定です。

 

 

2019年4月28日

 

横須賀 塚山公園にて

 

 

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