股関節を強くする!(患側荷重法)
今日は「患側荷重法(かんそくかじゅうほう)」について書いてみたいと思います。
患側荷重法とは?
痛みの出ている側の足(患側)にあえて体重をかけることで、股関節の状態を改善・維持するための方法です。
そのメリットと注意点は以下の通りです。
<患側荷重法のメリット>
◆良好な状態の維持と安定
患側に正しく荷重する習慣を身につけることで、股関節の状態を長期的に安定させることが可能になります。
◆人工関節の長持ちにつながる
人工股関節置換術を受けた方にとって、適切に荷重することは、人工関節を調子よく長持ちさせるための重要なケアの一つとなります。
◆日常生活の質の向上
正しい荷重方法を含めた「股関節の使い方のコツ」を習得することで、痛みへの恐怖心が和らぎ、前向きに生活できるようになるという精神的なメリットも報告されています。
<注意点>
◆「正しく」荷重することが重要
単に体重をかけるのではなく、正しく荷重することが求められます。自己流で行うのではなく、痛みの原因となる動作を指摘してもらった上で行うのが望ましいです。
◆筋肉のケアとセットで行う
患側に荷重して良い状態を保つためには、前提として「筋肉をほぐして血流を改善させておくこと」が重要です。筋肉が固まったまま無理に荷重するのではなく、適切な施術やセルフケアと並行して取り組むことが望ましいです。
長年、患側をかばう生活に慣れてしまっている方にとっては、荷重をかけることには勇気がいるかもしれません。
まずは、しっかりと股関節深部の筋肉(コリ)をほぐし、血流をよくしておくことで、安心して取り組むことができます。
わたしの場合、シコリ(筋硬結)だらけだった股関節周辺の筋肉が徐々に改善されていったタイミングで患側荷重法を取り入れてみました。
最初は、両足立ちの状態で、患側である右側に意識して体重をかけていきました。
始めのうちは10秒を3セット、それを休憩を入れながら何度か繰り返す。
徐々に自信がついてきたところで、壁に左手をかけながらの片足立ちにチャレンジ。
最初は恐る恐るトライ・・・
支えながらでも最初は不安定でしたが、徐々に安定していきました。
調子がよくない日や、やっていて痛みを感じたときには止めます。
継続していくうちに、患側にもしっかりと体重をかけて立てるのだという自信がついてきました。
繰り返しますが、股関節痛が改善してきて筋肉の衝撃吸収力が復活したあとの最終ステップのトレーニングですのでご注意ください。
股関節の状態は人によって千差万別であるため、共通の「正解」があるわけではありません。
松本深圧院では、患者さん一人ひとりに合わせた具体的なアドバイスを行っています。
ぜひお気軽にご相談ください。
2026年6月28日
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