私たちは深圧という特殊技術で股関節を専門に施術しています

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本当の股関節 2

みなさん元気、ぼく元気。

どうも、うどん県から帰りました松本うどん店です、へい、らっしゃい!

 相変わらず要潤さん元気でした。

久しぶりの讃岐うどん、食べてきましたよ。

ほんで、帰りには京都の上賀茂神社にちょっと寄ってきました。

 すごい雲がお出迎え

上賀茂名物の焼きもちは売り切れて買えませんでした。 大好きなので京都駅で買いましたけど。

京都駅や新幹線ホームは人であふれていました。

ドイツやフランスでは再びロックダウンが始まるっていうのに、改めて島国日本は素晴らしい衛生環境だと感じました。

 

 

 

🍓本当の股関節。

レントゲン写真で見ると2本の線①と②、そして隙間の③。

皆さんがレントゲンを見る時は、この2本の線に注目するだけで良いのです。

この2本の線と隙間の模式図を書いてみました。(骨の断面図)

 

ちゃんとサインも入れましたよ。

 

本当の股関節を拡大してみましょう。

 

 

骨盤側と大腿骨側に、それぞれ軟骨(水色)があります。

この軟骨と軟骨の間がすっっごくツルツルしていて股関節はスムースに動いているのです。

この軟骨には、痛みを感じる神経も血管もありませんので、『軟骨が擦り減って痛い。』という説明が嘘だということはわかってもらえますね。

 

次に、軟骨が全く無くなったと仮定すると、骨盤側の骨と軟骨側の骨が当たりますね。

すると、痛そうに思えますね。

 

骨の中は空洞になっています。全くの空洞ではなく骨髄があります。

従って、下図の赤い矢印の部分が、私がいつも書いている『骨』になるわけです。

この骨の層に脳までつながっている痛みを感じる神経はあるのか? その神経はどこから骨の層まで入り込んでいるのか?

ここに痛みを感じる神経が多かったら、骨と骨が当たったら結構痛そうですよね。

皆さんはもうお分かりだと思いますが、ここには痛みを感じる神経はあるにはあるのですが、非常に非常に少ないので『骨に神経は無い』という専門家が多いのです。

 

2011年にアリゾナ大学のコスタネダ・コラル氏らが行った研究結果では、股関節にある痛みを感じる神経の割合は関節包(骨膜)100に対して骨0.1、軟骨0でした。

この結果をわかりやすく『神経の数』で表現すると以下のとおりです。

痛みを感じる神経の数(関節包の神経の数を1000本とした時

関節包(骨膜) 1000本

骨          1本

軟骨         0本

   ※この時骨の中の空洞にある骨髄には20本

 

 

従って、『骨と骨が当たるから痛い。』というのもほぼ嘘になるのです。

 

ここで、多くの医療関係者が勘違いしていることがあります。

それは、骨膜(股関節では関節包)がどのように存在するかです。

私が以前から説明したきた図を下に書きました。

 

『骨と骨が当たるから痛い。』と考えている先生の多くは、『骨膜は骨を包む膜だから、骨全体を包んでいる。』と考えていることが多いのです。

その先生方は、骨膜の存在を以下の様にイメージしていると思います。

『骨膜が骨を包んでいる』というイメージ図 

もしも、痛みを感じる神経が多い骨膜がこのように存在するなら、軟骨が無くなると骨膜がむき出しになり骨と骨に挟まれ激痛が起こると考えるでしょうね。

そのくらい、脳の小さな私でも理解できます。

 

ところがどっこい、すっとこどっこいなんです。

実際は、大腿骨を包んでいた骨膜は関節になると広がって関節包という呼び名になって本当の股関節内には入り込まないのです。

イメージとしてはこんな感じです。

『骨膜は股関節では関節包になる』というイメージ図

 

つまり、痛みを感じる神経が豊富な骨膜は関節の中には存在しないのです。

皆さんもいろいろと調べてみて下さい。

骨膜が関節の中にあるという情報はどこにもありません。

もしあったとしたら、それは間違った情報です。

骨折やがんの骨転移時の痛みも、骨の痛みではなく骨膜の痛みなんですよ。

 

これは、解剖学の常識です。

 

ところが、多くの病院のホームページには、『軟骨の下に豊富な神経が存在する』なんて書いてあることが多いです。

それは、『骨と骨が当たると痛い』という説明を肯定するためにわざと書かれているのか、解剖学的事実を知らないで書かれているのかはわかりません。

意外と、あまり考えもせず『軟骨の下に神経が豊富』という思い込みで書かれているように感じています。

皆さんは、このように思い込んでいる医療従事者が意外と多いということをご理解下さい。

 

 

でも、ビックリですよね。

 

私達が一緒に勉強をしている和歌山市の整形外科医の坂井先生は、「骨には神経は無いのに、うその説明をしなければならない現実に耐え切れず、病院を辞めました。」と教えてくれました。

これまたビックリですね。

 

 

 

最後に、この記事の一番最初に書いた私のサイン入りの図に骨膜と関節包の実際の位置を赤い線で書いてみます。

この赤い線は神経が豊富なので強い痛みを感じます。

 

 本当の股関節の部分は関節包という袋状の組織に包まれているのですね。

なんと、サインと赤い線が重なってしもた、あらやだ。

 

本当の股関節には赤い線が無いでしょ?

 

関節に骨膜なし!

もちろん、股関節にも骨膜なし!

従って、2本の線の間の本当の股関節に骨膜なし!

 

軟骨が擦り減っても痛くない、骨と骨が当たっても痛くないのです。

しかし、その袋に炎症が起これば、体重をかけた時痛そうですね。

これまたしかし、炎症というのは時間と共に治まるものなのです。

進行性なんかじゃないよ! ってんだ!  てやんでぃ!

 

 

 

 

🐸 変形性股関節症を怖がらないでね!🐸
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2022年、銀座に何かが起こる

 

こちらも見てね。(HipTuber田山陽平)
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  1. ゆりねい より:

    大変ご無沙汰しております。サカイリです。
    先生はお元気のご様子 安心しております。
    こちらは春から、母、娘、穏やかにくらしております。
    臆病な家族ですが、最近少しずつ知識も増え、万全の対策の基、行動しております。
    術後満四年たちました。27日に一年半ぶりの検診に亀田へいってまいりました。
    診察はレントゲンと可動域のみです。
    先生は大丈夫ですね。これだけ動けば。と
    私は、異常が出るとどうなるのかお聞きしました
    『痛みが出ます。それは、自骨と人工骨に隙間ができます』
    次回、一年後の検診の折に、〔骨がすり減って痛い〕〔骨と骨が当たって痛い〕
    お聞きしたいと思います
    わたしは、毎日 絶好調です。いつまで続くが不安はありますが。
    我儘親子ですが、宜しくお願い致します。